かぐや姫の物語 スタジオジブリ絵コンテ全集 20

高畑勲監督の14年ぶりの新作「かぐや姫の物語」。『竹取物語』を原作に独自の解釈を加えて脚色した娯楽超大作。本書は高畑監督とスタジオジブリが誇るアニメーター田辺修らによる映画の絵コンテを完全収録。絵コンテは監督が描く映画の設計図で、キャラクターの動きや心理、セリフ、スタッフへの指示などが書きこまれており、細部にまで込められた監督の意図がわかるともに、躍動感溢れる美しい絵物語として楽しめる。

【著者紹介】
高畑勲 : １９３５年、三重県生まれ。アニメーション映画監督。東京大学文学部仏文科卒業。’５９年、東映動画（現・東映アニメーション）入社。劇場用長編「太陽の王子ホルスの大冒険」（’６８）で初監督

田辺修 : １９６５年、岡山県生まれ。岡山大学教育学部卒業。オープロダクションを経てフリーに。ジブリ作品では原画、絵コンテ、場面設定、演出を担当

佐藤雅子 : １９７６年、東京都生まれ。’９９年、スタジオジブリ入社。原動画で参加。その後フリーとなり、ＴＶシリーズ等のコンテ・演出を手がける

笹木信作 : １９６６年、三重県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。’９０年、スタジオジブリ入社。原画を担当。その後にフリーとなる

橋本晋治 : １９６７年、京都府生まれ。テレコム・フニメーションフィルムを経てフリーに。ジブリ作品では原画を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）