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真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと 徳間文庫

Tajiri

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198949280
ISBN 10 : 419894928X
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

プロレス界随一のベストセラー
全編書下しリニューアル!

全日本プロレス退団
九州プロレス移籍の裏に何があったのか。
TAJIRI「洗脳」説の真偽は?

2024年でデビュー30周年
文豪レスラーTAJIRIが
プロレス界の魅力、暗部、未来図を解く。

アカデミズム界屈指のプロレス者
超話題作『言語学バーリ・トゥード』の
川添愛氏が解説寄稿!

<目次>
第1章 プロレス界を生き抜く条件
全日本若手に指導した表現技法
オレの「実の子」フランシスコ・アキラの成長
斉藤兄弟が海外修行で得た「考える」生存戦略


第2章 メジャーとインディーの壁はあるのか
新日本は「おっかなかった」
「某選手」に投げかけられた強烈な一撃
イラつくライガーから「こいつ潰すぞ!」 他

第3章 プロレスラーの土台となる技術論
デカい選手の速い動きはデカさの武器を殺す
リング内4本のライン上で攻防は行われる
技の前に観客に手拍子を求めるのは最低 他

第4章 プロレスの技は本当に進化しているか
新規ファンよりマニア向けにする罠
効かない「エルボー合戦」の無意味
大谷晋二郎の怪我と「効かない技」 他

第5章 道場論
    プロレスラーの魂を鍛える場所
ルチャの稽古はアマレスの組み技が重点
日本が世界に誇る寮生活システム
お金を貯めて自腹で海を渡る=修行 他

第6章 プロレスでカネは稼げるのか
月給10万円を超えなかったインディー時代
最高峰WWEのお金の仕組みを話そう
グッズ売上5年分不労所得で
      家族4人海外旅行3回 他

第7章 コミュ力
    プロレスラー必須のスキル
団体を去る理由、去れない理由
WWEで学んだ緊張しない考え方
会社はお前らの何を売り出せばいいのか 他

第8章 SNSとプロレスの歪んだ関係
不確かな「らしい」で物語をつくれていた時代
「TAJIRIは選手と団体を洗脳する」説
プロは「火ダネとなる噂」をどうさばくのか 他

第9章 プロレス中央から地方へ
集客に苦戦する団体もある中で「無料開催」
人生の残り時間から逆算して仕事を考え直す
あらゆるものがありすぎる中央の弊害 他

第10章 達成感の最終回を探す旅へ
天龍さんの技「53歳」を考える
「本物の達成感を得よ」
     とオレは若手を洗脳する 他

解説
「プロ」としての哲学の在り処 川添愛

【著者紹介】
TAJIRI : 1970年9月29日生まれ。熊本県玉名市出身。94年9月19日、IWAジャパンでデビュー。その後、メキシコ・EMLL、アメリカ・ECWなどで活躍後、WWEに入団。帰国後はハッスルに所属、新日本プロレスに参戦。SMASH、WNCを率いる。14年にWRESTLE‐1に移籍。17年にWWEに復帰するがヒザのケガで退団。同年帰国後、全日本プロレス参戦。21年1月全日本入団、22年末退団。23年1月から九州プロレス所属。172cm、82kg(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nonpono

    著者の試合は1回しか見たことがないがオーラが違うと思った。インディー、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に渡り歩いた選手である。著者との距離が縮まったのはXのつぶやき。将来、日本で安宿を経営したいという夢も旅人としてステキ。プロレスについてのテクストみたいな章もあるし今までのキャリアの章もある。プロレスはある意味、残酷だ。いくら強くても鼻につく選手もいれば、弱くても感情移入が出来て大声援を受ける選手がいる。その微妙のような大きな差の謎が本書を読めば解けるかもしれない。いつか、九州に九州プロレスを観に行きたい。

  • こまごめ

    プロレスにわかの私は基本的なリング内での動き方とかギャラのお話は面白かった。今をときめくジェイク・リーや斎藤ブラザーズはTAJIRIの教えを受けていたんですね。2章は読んでいて辛かったです。誰でもアウェーで苦労した経験はあると思うけどしなくていい苦労ですよね。ラストは生き方、働き方に通じるお話で勉強になりました。

  • U-Tchallenge

    前作にあたる単行本を楽しく読んだので今回もすぐに手に取った。前作よりもよりプロレスだけでなくさまざまな職業にもつながるような話だったように思った。もちろん、プロレス色が濃い部分だってある。それよりも誰もが読んで何かしらを感じられる内容となっているように思う。ということで、本書は誰もが読む必要のある一冊だと言っても過言ではない。プロレスだからとか思わずに是非とも手に取ってもらいたい一冊である。

  • サクラム

    プロレス業界の内幕を書いている部分をとても楽しく読んだ。しかしこの本の素晴らしい部分は著者の経験から語られる人生観についての言葉。例えば「達成感」について。『達成感のない者は、精神に自由がない。』『いくつになっても達成感を抱けない者は、自分を少しでも上げるための小さなこだわりを常に抱いて、神経質に生き続けなければいけなくなってしまう。』自己肯定感の欠如、という比較的新しい言葉で表される欠乏感の多くは、この達成感の欠如なのだと思う。著者の語る達成感を得る方法は極めてシンプルだ。(続く)

  • さとうめぐみ

    以前にもTAJIRIさんの著作を読んでいることもあってか、なるほどなーと思うことは多々ありましたが、特に目新しい発見のようなものはなかったかなーと。わたしがよく話を聞く某選手の発言とも通じるところがありました。九州プロレスにもとても興味があるので、是非近いうちに九州で観たいと思っています。

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