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無人島には水と漫画とアイスクリーム

Tahi Saihate

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898155837
ISBN 10 : 4898155839
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Rocky Boyd ,  

Content Description

詩人が漫画で考える、
自分・他人・友達・孤独・好き・嫌い・愛・憎・挫折・復活・生・死・嘘・本当・物語・世界‥‥

25作の漫画をきっかけに、「詩人・最果タヒ」の思考が自在に広がる。
共感・驚愕!!
最果ワールドの深淵に迷い込む、「いちばん濃密」なエッセイ集。

「愛情はすべて自立している」
「誰にも理解されなくてもよい、と思える感情が一つでも自分にあるなら、それは自分だけの人生をちゃんと手にしているというその実感につながるだろう」
「現実を現実として直視して生きるために、物語は必要なんだろう」
――本文より

これは、単なる「マンガ論」ではない。


〇〇 漫画史に残る傑作から、いま話題の大ヒット作まで!
〇〇 25のエッセイで、25の漫画を考える。

『違国日記』ヤマシタトモコ
『タコピーの原罪』タイザン5
『ZUCCA×ZUCA』はるな檸檬
『火の鳥 未来編』手塚治虫
『彼氏彼女の事情』津田雅美
『ルックバック』藤本タツキ
『ゴールデンカムイ』野田サトル
『ポーの一族』萩尾望都
『映像研には手を出すな!』大童澄瞳
『BLACK LAGOON』広江礼威
『マチネとソワレ』大須賀めぐみ
『放課後ひみつクラブ』福島鉄平
『忍者と極道』近藤信輔
『ヨコハマ買い出し紀行』芦奈野ひとし
『ちびまる子ちゃん』さくらももこ
『宝石の国』市川春子
『半神』萩尾望都
『女の園の星』和山やま
『X』CLAMP
『バーナード嬢曰く。』施川ユウキ
『笑う大天使』川原泉
『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』芥見下々
『プリンセスメゾン』池辺葵
『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
『秘密 THE TOP SECRET』清水玲子

+++書きおろし「アイスクリーム話」3篇も収録+++

【著者紹介】
Rocky Boyd : 詩人・小説家。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。06年、現代詩手帖賞を受賞。07年、詩集『グッドモーニング』を刊行し、中原中也賞受賞。12年刊行の詩集『空が分裂する』には21名の漫画家・イラストレーターが参加した。14年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』刊行以降、詩の新しいムーブメントを席巻、同作で現代詩花椿賞受賞。16年の詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は17年に映画化され、(『映画夜空はいつでも最高陸奥殿青色だ』石井裕也監督)、話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【物語を愛している、けれど同時に、その物語に精一杯向き合おうとする「私」という人のことも愛しているのではないかとたまに】『女の園の星』『笑う大天使』『彼氏彼女の事情』など25作の漫画をきっかけに、“私の奥にあるものが 煌めく”エッセイ。巻末に、取扱作品一覧と初出一覧。それぞれの漫画の掲載はないが、連載時に載った絵が25回分カラーで収録。<あなたの手を握って、あなたは間違ってなかったですよと言いたい。大好きな人には心から、全力で、あなたの味方だと言いたい。好きという気持ちの表現としてそんな願いはある>と。⇒

  • akihiko810/アカウント移行中

    詩人最果タヒによる漫画感想エッセイ。印象度B  詩人らしい視点で漫画を読んだ感想をつづる。あまり漫画の内容には踏み込んでいないので、その漫画作品を読んでなくてもわかるが、読んでいた方が楽しめると思う。 「バーナード嬢曰く。」の登場人物たちに「友達になれそうだ」という感想から、いままでの「友達」という人と人との関係の手触りを言語化するのは共感した。

  • えつ

    詩人の最果タヒさんが漫画で考える最新エッセイとのこと!うーん、ほとんどの作品は読んだことがない。ちゃんと読んだことあるのタコピーくらい。でも、ネタバレっぽさはなく楽しく読めたし、タヒさんの表現力が素敵すぎて、読んでみたいな〜と思える漫画がちらほらあった。書き下ろしのアイスクリームの話、好きだった〜。タヒさんのエッセイ、好きだなぁ。

  • ワタ

    ルックバック、宝石の国、タコピーの原罪など25の作品が取り上げられていて、これらの物語を通して、著者自身の体験や思索が語られる。『ヨコハマ買い出し紀行』が紹介されていて、1話だけ読んでみたけど、ポストアポカリプスの世界でありながらも穏やかな描写が心地がよく、久しぶりに漫画の世界に浸りたいという気持ちにさせてくれた。

  • 𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄

    「はじめに」の時点で、良い本なのが確定していた。案の定、読み終えた今、2025年のベスト本入りは固いと思った。一言で表すなら、「漫画評論本」になると思うのだけど、よい意味で非常に私的で、著者の漫画を通して明確化された思考がメインのエッセイといった趣の1冊。読んだことある漫画は、「そういう見方もあるのかー!」と、独自の着眼点と切り込み方に唸らされるし、未読の漫画は、「なんて面白そうなんだ」と引き付けられる。装幀と、中のイラストも含めて、素晴らしい本だった。

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