全編爆走チューンのため単純にカッコいいな！というのが最初の印象。 聞けば聞くほど一曲一曲の深さと渋さは増すスルメアルバム。 典型的なメロデスが好きな私にとって、メロデス創生20年余りにしてここまで歴史に返答できている作品は稀である。正しい対話をしたバンドが本国から現れたのは誇りであるし、一人でも多くのメタルファン、ロックリスナーに聞いていただきたい一枚。 初期IN FLAMES、DIMENSION ZERO、DARKあたりから、UNEARTHなどの近代スラッシュ、メタルコアを好む方には絶賛オススメです。 アルバムタイトル、バンド名、そして苦笑してしまうくらいの全曲のタイトル、サウンド、楽曲クオリティ、アートワーク、全てにおいて「愛」を感じる。 叙情性、泣き、アグレッション、満点です。