Books

すてきな三にんぐみ

T.アンゲラー

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033270203
ISBN 10 : 4033270205
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1969
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

宝集めに夢中だった三人組の大盗賊が、ひょんなことから全国の孤児を集め、お城をプレゼント。
――子どもはもちろん、大人のファンも多い、国際アンデルセン賞画家の傑作!

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
3歳児が楽しんで読んでいます。絵が可愛い...

投稿日:2021/03/01 (月)

3歳児が楽しんで読んでいます。絵が可愛いので悪い3人組をこわがることなく、読めています。罪を憎んで人を憎まずを教えることができます。

ママ さん | 大阪府 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    これが今のところアンゲラーの代表作か…という絵本。お話の前半は幾分不道徳ではあるものの、読み聞かせにも効果抜群!表紙の一抹の不穏さを秘めた妖しさから既にいい。最初のページでの3人組の登場は、もうワクワクもの。「おどしのどうぐ」がまた素敵。とりわけ「こしょう・ふきつけ」なんて。絵はいつも以上にアピール度が強いのだけど、基調になっている黒と鮮やかな赤が効いている。お話の後半はおとなしくなってしまうけれど、まあ仕方がないところか。物語の向こうまで運んでくれるエンディングは、薄明の中。

  • zero1

    ゴルゴ13はスイス銀行の金をどう使っている?あまりに有名な絵本を再読。三人組の泥棒がラッパ銃やマサカリを使って金品を奪う。ある夜、三人はティファニーちゃんを連れ去る。宝の山を見つけた彼女は使い道について訊く。使い道など考えてなかった三人は…。目的が手段になっている人っているもんだ。何かのきっかけで目的を定めることができる。義賊というのは昔から存在し、犯罪者なのに共感してしまう。「富の再分配」と考えれば、人を救えない政治家より泥棒のほうがずっと偉い。

  • やすらぎ

    人から物を盗んではいけないはずなのに、この黒マントに黒ぼうしの3人組の物語からは爽快感と達成感が漂う。獲物はおらんかな。夜の馬車を襲い金銀財宝を目的もなく集めていたけど、ある少女のおかげでその価値の使い方が正しさに導かれていく。お金は使わなければ価値は生まれないものだし、使っても不安が増すだけで後悔することも多いけど、使い方によってはその価値を大きく上回るものが得られることもある。限りあるものを他者のために使うことって難しいけど、お金の存在の大きさを改めて学ぶことのできる、面白くて切り口の愉快な絵本です。

  • Willie the Wildcat

    純真無垢な質問。異なる視点。これまで考えたことが無いことに、気づく。本当に大切なことが何かに、気づく。結果論とも思うが「盗人にも三分の理」!当時の世相も反映していたのかもしれない・・・。絵は、”夜”を基調とした水彩画。目だけで語る三にんぐみが印象的。不言実行!に好感。

  • seacalf

    美ヶ原高原の王ヶ頭ホテルにて。生憎の天気模様で、本来なら眼前に見渡せる日本とは思えないくらいの絶景はおあずけ。代わりにホテル内の本棚から絵本を物色。あまりにも有名な絵本だから、小さい頃に読んでるはずなんだけどな〜。リズム感が良い文章に乗せて、三にんぐみのこわーいどろぼうたちが、どうしてすてきな三にんぐみになるのかが語られるお話。馬車に乗っていた人は気の毒だけど、三つの秘密道具を使う見事な連携プレイの場面が好き。彼らの帽子を型どった看板や塔が、本当にヨーロッパのどこかに存在したらさぞかし愉快だろうなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items