Books

民主政治はなぜ「大統領制化」するのか 現代民主主義国家の比較研究

T・ポグントケ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623070381
ISBN 10 : 4623070387
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

リーダーの権力と「執政府」「政党」、候補者中心の「選挙」、3つの指標を用いて、14の民主主義諸国における「大統領制化」の過程を提示する。

目次 : 民主主義社会における政治の大統領制化―分析枠組み/ イギリスの首相―もはや「同輩中の首席」ではない/ 大統領制化しつつある政党国家?―ドイツ連邦共和国/ 大統領制化、イタリアの流儀/ スペインにおける大統領制化―ポスト・フランコ期における首相権力の源泉/ 低地帯諸国―「首相」から大統領的首相へ/ デンマーク―合意重視型民主主義における大統領制化/ パーション大統領―スウェーデンはいかにして彼を生み出したのか?/ カナダ―執政府による支配と大統領制化/ 大統領制化された政治体における双頭的大統領制化―フランス第五共和制/ フィンランド―指導者に力を しかし誰が指導者なのか?/ ポルトガル民主主義の大統領制化?/ 大統領制化した議院内閣制の失敗/ 半主権的なアメリカの大統領―大統領制化する統治の中で独立する大統領が抱えるジレンマ/ 現代民主政治の大統領制化―証拠、原因、結果/ 政治の大統領制化論を擁護する

【著者紹介】
トーマス・ポグントケ : デュッセルドルフ大学教授(比較政治学)、および同大学政党研究所長。これまでに、シュトゥットガルト大学、マンハイム大学、ビーレフェルト大学、キール大学、バーミンガム大学、ボーフム大学、欧州大学院(European University Institute)などで教鞭を執る。Routledge社のECPR Studies in European Political Scienceのシリーズ編者

ポール・ウェブ : サセックス大学教授(政治学)。これまでにイギリス国内および海外の多くの大学で客員研究員を務めており、最近では、オーストラリア国立大学に滞在した。現在は、Party PoliticsやRepresenationなどの学術雑誌の編集委員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 中将(予備役)

    各国の政治制度の大統領制化(リーダーシップ強化、党内執行部からの自律性、選挙におけるリーダーの役割の突出)を分析した研究書。流し読みだが、主要国として取り上げられにくいフィンランドやポルトガルの事例も載っていて勉強になった。

  • Soma Oishi

    朝日の柄谷行人さん書評から読んでみたのです。柄谷さんの書評に出会わなければ僕がたぶん読まないだろう本を今までも読んできました。この本もその一冊で書評を読まなければ縁のない本でした。 比較研究であり、どのような力学がプロパガンダモデルとデモクラシー(多数派支配)と個人の人格による大統領的存在の選択に関わりあっているのかが比較研究されていてその比較研究の中に僕の今所属している日本国の現状も自らの経験と考察から比較し研究することを可能にしている普遍的な内容だと思いました。 現在の政治批判から比較研究する

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items