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プロダクションレディマイクロサービス 運用に強い本番対応システムの実装と標準化

Susan J Fowler

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873118154
ISBN 10 : 4873118158
Format
Books
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

UberのSRE(サイト信頼性エンジニア、サイトリライアビリティエンジニア)として、マイクロサービスの本番対応力向上を担当していた著者が、その取り組みから得られた知見をまとめた書籍です。モノリス(一枚岩)を複数のマイクロサービスに分割した後に、安定性、信頼性、スケーラビリティ、耐障害性、パフォーマンス、監視、ドキュメント、大惨事対応を備えたシステムにするために必要な原則と標準に焦点を当て、本番対応力のあるマイクロサービスを構築する手法を紹介します。本書で採用している原則と標準は、マイクロサービスだけでなく多くのサービスやアプリケーションの改善にも威力を発揮します。

目次 : 1章 マイクロサービス/ 2章 本番対応/ 3章 安定性と信頼性/ 4章 スケーラビリティとパフォーマンス/ 5章 耐障害性と大惨事対応/ 6章 監視/ 7章 ドキュメントと組織的な理解/ 付録A 本番対応のチェックリスト/ 付録B マイクロサービスの評価基準

【著者紹介】
スーザン・J・ファウラー : Uber TechnologiesのSREで、Uberのすべてのマイクロサービスを対象として本番対応向上の取り組みを指導したり、ビジネスクリティカルなチームの一員となってそのチームのサービスを本番対応に引き上げるための具体的な作業を行ったりしている。Uberに入社する前は、いくつかの小規模なスタートアップでアプリケーションプラットフォームとインフラストラクチャの仕事をしていた。さらにその前は、ペンシルバニア大学で分子物理学を専攻し、超対称性粒子を探したり、ATLAS、CMS検出器のためのハードウェアを設計したりしていた

佐藤直生 : 日本オラクル株式会社における、Java EEアプリケーションサーバやミドルウェアのテクノロジーエバンジェリストとしての経験を経て、現在は日本マイクロソフト株式会社で、パブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」のテクノロジスト/エバンジェリストとして活動

長尾高弘 : 1960年生まれ。東京大学教育学部卒。1987年頃からアルバイトで技術翻訳を始め、その年の暮れには会社を辞めてしまう。1988年に(株)エーピーラボに入社し、取締役として97年まで在籍する。1997年に(株)ロングテールを設立し、社長に就任して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • めかぶこんぶ

    ☆一文要約:マイクロサービスでもモノリスでも共通して大切なことは多し。 ■時間:102分 ●内容:マイクロサービスとはなにか、モノリス(一枚岩)とマイクロサービスの比較、その移行時の課題など。マイクロサービスだからこその課題ももちろんあるが、三章以降のポイントはモノリスに近いシステムでも同じように適用できるようなモノが多かった印象。しかしその中でもマイクロサービス故のポイントはしっかりと抑えられて居るように感じた。今後マイクロサービスがどんどん広がると思われる中で、システムに携わる人なら一読の価値ありか。

  • amkmpp

    いまやマイクロサービス化における諸課題は広く認識されているが、その再整理再認識に非常に役立った。モノリスなシステムをマイクロサービス化すれば立ち所に生産性も信頼性も全てが向上するというものではなく、マイクロサービスの運用に対応できるように複数の観点で標準化や組織準備が必要ということがよく分かる。この原著が2016年に出てるのに驚き。 書いてあることを一つずつ見ればエンジニアなら心当たりがあることばかりだが、それをマイクロサービスの運用という観点で見るとこうなるということが綺麗に整理されていて良い。

  • Morimoto

    冒頭の”想定読者”にある通り、これからマイクロサービスを本番運用する方、アプリエンジニア・SRE向け。「何を考えなければいけないか」がわかる。気になる章をパラパラと読むとそうなんだよね・・・となるはず。 逆コンウェイの法則に従って、開発者たちもオンコールローテーションに組み込まれる。これが”レガシーな”組織に受け入れられるのか?結構ハードル高いというか、現場では「マイクロサービスで自律的チームでシステムを作るぞ、でも既存ルールに則って運用は運用部門で。」という乖離を生んで破綻しそう。。

  • yo_C_ta

    ガイドラインとして秀逸。 各章の最後及び巻末に評価観点がわかりやすく箇条書きでまとめられている。マイクロサービスの開発/運用現場で読みたい章だけさっと見返すことができる。

  • たけ

    再読。やはり良書。まとめが見事。

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