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インド、大国化への道。 日本の未来を決めるのは、インド

Sumio Morijiri

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880593975
ISBN 10 : 4880593974
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

語り言葉で解きほぐすインドと日本へのメッセージ―21世紀の半ばには、インドは世界一の人口を擁し、経済規模は世界5位内の総生産量(GDP)を誇る大国になるといわれています。2014年に成立したナレンドラ・モディ政権は、「メイク・イン・インディア」を提唱し、ITサーヴィスで世界に跳躍したインドから、実体経済である製造業を主眼とした体制へと方向転換しました。現地大学に勤務しながら20年以上もの間インドを見つめてきた著者が、改革のキーパーソンである首相ナレンドラ・モディの生い立ちまで遡り、その目指すところを解説。インドという国の捉え方、日本とのパートナーシップの可能性、アメリカ・中国を交えたアジア地域のパワーバランスについて、仔細に語り尽くします。

目次 : 1章 カーストとはなんなのか(カースト、その成り立ちの歴史/ 「縁なき衆生」こそ、日印の民俗に共通する多数派 ほか)/ 2章 新首相ナレンドラ・モディ(新首相ナレンドラ・モディと出身地グジャラート州の地政、歴史/ ナレンドラ・モディの歩いた道 ほか)/ 3章 農政学から民俗へ―日本とインドの共通点(「農政学」を唱えた先覚者、柳田國男/ 柳田國男の農政学と山下一仁の農協解体論 ほか)/ 4章 二〇一六年、未来へ発進する日本とインド(オバマ大統領が仕掛けるインド重視/ 中国の攻勢 ほか)

【著者紹介】
森尻純夫 : 1941年東京生まれ。早稲田大学を中退後、73年早稲田どらま館を設立。2009年まで館長をつとめる。94年インド・カルナータカ州カンナダ大学客員教授に就任。96年より同州マンガロール大学客員教授に就任。2001年東京財団研究員に就任。現代インドの政治、経済、外交戦略、文化の情報を発信する。早稲田大学演劇博物館招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yo

    現代国際関係における日印関係の重要性を語るために、インドのカースト制度、モディの来歴、農業政策面での日印の近さを述べ、今年(2016)のインド外交に結ぶ。ご専門は演劇関連なのかな?民俗学?とりあえず文化系の何かでインドで大学教員をやっていて、そこでの経験談をふんだんに織り交ぜながら現代インドを紹介してくれる。全体として、既存の学問の枠組みにとらわれずに論を展開しているあたりはかなり目新しいし面白いと思う。なんとなくインド全般に興味がある人は手に取ってみると良いだろう。

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