CD

栄光のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団2 第23集 / 初録音集1924・1949 ワルツ「美しく青きドナウ」、歌劇「ばらの騎士」組曲他

Strauss, Johann II (1825-1899)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SGR8243
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
新星堂が企画、販売していた栄光のウィーン...

投稿日:2017/08/11 (金)

新星堂が企画、販売していた栄光のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団というシリーズの一枚。 この盤は初録音集という事でそれぞれの曲をウィーン・フィルが演奏した最初の音源を復刻した物である。 冒頭のヨゼフ・クラインのヨハン2世とヨゼフ・シュトラウスのワルツはウィーン・フィルの記念すべき第1回目の録音。 ラッパ吹き込み時代の1924年の録音で、旧吹き込み時代末期のためか思っていた以上に細部まで音が録音されています。 SP期特有の収録時間の関係によるカットはありますが、ウィンナ・ワルツ独特のテンポや何よりウィーン・フィル特有のあの豊潤な響きがノイズの中から聴けるというのが嬉しいです。 ロベルト・ヘーガーのベートーヴェン『シュテファン王』スッペ『スペードの女王』からは電気録音。 ヘーガーは劇場畑出身で晩年にEMIに録音したドイツ・オペラの全曲盤で知られるマエストロ。 単独での録音は珍しいと思いますが流石、オペラの序曲だけあってツボを心得たメリハリある演奏です。 カール・アルウィンもヘーガーと同じく劇場畑出身の指揮者。 現在復刻されているのはほとんどが伴奏物というこれまたヘーガーに近い状況ですが、当時ウィーン国立歌劇場で活躍した実力者、このR.シュトラウス『ばらの騎士』では手堅い演奏を披露しています。 ベートーヴェン『プロメテウスの創造物』はフェリックス・ワインガルトナーの指揮。 溌剌とした演奏が良い。 シュミット『ノートル・ダム』シュトラウス『新ピチカート・ポルカ』はカール・ベームの指揮でウィーン・フィルの美しい弦楽が特徴のシュミット、アンコール的な楽しさがあるシュトラウスが聴き物です。 復刻は年代を考えればどれも良く、問題ないと言って良いでしょう。 マニアなら気に入る内容のCDだと思います。

レインボー さん | 不明 | 不明

1

Recommend Items