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ミレニアム 2 火と戯れる女 下 ハヤカワ・ミステリ文庫

Stieg Larsson

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151792540
ISBN 10 : 4151792546
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

人身売買・強制売春を告発すべく調査を進めるジャーナリストのミカエル。
女性調査員リスベットは復讐の標的になり、やがて彼女の衝撃的な過去が明らかに!

Content Description

リスベットは襲撃者たちを撃退した。だがダグとミアが殺され、現場でリスベットの指紋がついた拳銃が発見された。さらに意外な人物の死体も見つかり、彼女は連続殺人の容疑者として指名手配される。リスベットが犯人と思えないミカエルは彼女と連絡を取り、事件の調査を進める。やがてリスベットは、ある重大な情報をつかんだ。そしてミカエルはザラの正体を知るが…リスベットの衝撃的な過去が明かされる激動の第2部。

【著者紹介】
スティーグ・ラーソン : 1954年スウェーデン北部に生まれる。スウェーデン通信でグラフィック・デザイナーとして20年間働き、英国の反ファシズムの雑誌『サーチライト』に長く寄稿する。1995年、人道主義的な政治雑誌『EXPO』を創刊し、やがて編集長を務めた。日に60本もタバコを吸うヘビースモーカーで、仕事中毒でもあった。パートナーである女性の協力を得て2002年から「ミレニアム・シリーズ」の執筆に取りかかり、2004年に三冊の出版契約を結ぶ

ヘレンハルメ美穂 : 国際基督教大学卒、パリ第三大学修士課程修了、スウェーデン語、フランス語翻訳家

山田美明 : 東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    終幕近く、まさかの展開に作者の"非情"に感嘆した。ところが…。結末には、どうしても無理を感じざるを得ない。しかし、それはそれとしてミカエルがリスベットの住居にたどり着いたシーンは、彼女の痛切なまでの孤独―しかも、それは今現在の孤独であるばかりか、これまでに生きてきた時間すべての孤独だ―がひしひしと伝わってくる。ここが、巻2のハイライトだろう。ただし、全体は巻1に比してビジュアルな活劇としての面白さに傾き、その分、心理的な陰影に乏しくなったのは残念だ。作者は本作の映画化を夢想してのいただろうか。

  • Kircheis

    ★★★★☆ リスベットの過去や「ザラ」という謎の人物の正体など多くの謎が明らかになっていき、下巻は一気読み状態。 リスベットが前作以上に超人化していくのは良いのだが、少しモヤモヤもした。格闘も屈強な男より強く、数学も天才的とか現実味がなくなってしまう…瞬間記憶と天才ハッカーというだけで十分キャラが立ってたのに… 全体的にかなり面白かったが、良キャラが多過ぎるあまりまとまりに欠けてしまった気がする。特に警察関係に良いキャラが沢山いたのに、いまいち活躍の場が少なかったのは残念。

  • starbro

    ★ミレニアム全6部12冊コンプリート・クラブ https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539840 上・下巻、1,000頁強、第二部完読しました。集中して読んでいてクライマックスに近づいていたので、思わず電車を乗り過ごしてしまいました。リスベット・サランデルは、グレードアップし、火と戯れる女に進化していました。続いて第三部へ。三部作をどう締めくくるのか楽しみです。【読メエロ部】

  • 勇波

    突然現れた元プロボクサーパオロさんのリスベットとの出会いのシーンがお気に入りです。「金髪の巨人」はとんでもないチキン野郎で終わるのか?!3に続くとは知らんかった。。まだ読んでないのにあと二冊でこのシリーズもう読めないんだなぁ〜と思うと大変残念。心して読まねば★

  • hiro

    三部作の二部は中だるみかなと思いながら読み出したが、そんな二部ではなかった。あの『逃亡者』が人気があったように、主人公が無実の罪で警察に追われて、ハラハラドキドキしない読者などいないと思う。そしてリスベットが追われていくうちに生い立ちも明らかになる構成は、読者を飽きさせることはない。さらにわれらのリスベットは、自分の無実の罪を晴らすために、ただ犯人を見つけ捕まえるのではなく、ひとりで復讐をしようそうとするところでは、すべての読者は、今まで以上にハラハラドキドキしながら、リスベットを応援していることだろう。

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