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ISBN 10 : 4794226306
Content Description
理性、科学、ヒューマニズム、進歩―啓蒙主義の理念は成功を収め、人類に繁栄をもたらした。世界中から貧困も飢餓も戦争も暴力も減り、人々は健康長寿になり、知能も向上し、安全な社会に生きている。にもかかわらず右派も左派も悲観主義に陥り、進歩を否定し、科学の軽視が横行し、理性的意見より党派性を帯びた主張が声高に叫ばれている。ポピュリズムと二極化、反知性主義の時代の今こそ、啓蒙主義の理念は現代の言葉で語り直される必要がある。現代ならではの説得力をもつ新しい言葉「データ」「エビデンス」によって―。知の巨人ピンカーが驚くべき明晰さで綴る希望の書。
目次 : 第1部 啓蒙主義とは何か(啓蒙のモットー「知る勇気をもて」/ 人間を理解する鍵「エントロピー」「進化」「情報」/ 西洋を二分する反啓蒙主義)/ 第2部 進歩(世にはびこる進歩恐怖症/ 寿命は大きく延びている/ 健康の改善と医学の進歩/ 人口が増えても食糧事情は改善/ 富が増大し貧困は減少した/ 不平等は本当の問題ではない/ 環境問題は解決できる問題だ/ 世界はさらに平和になった/ 世界はいかにして安全になったか/ テロリズムへの過剰反応/ 民主化を進歩といえる理由/ 偏見・差別の減少と平等の権利)
【著者紹介】
スティーブン・ピンカー : ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。主著に『言語を生みだす本能』、『心の仕組み』、『人間の本性を考える』、『思考する言語』(以上NHKブックス)、『暴力の人類史』(青土社)、『人はどこまで合理的か』(草思社)などがある。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員
橘明美 : 英語・フランス語翻訳家。お茶の水女子大学卒
坂田雪子 : 英語・フランス語翻訳家。神戸市外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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harass
読了日:2023/04/08
うえぽん
読了日:2023/12/15
アナクマ
読了日:2023/11/30
アナクマ
読了日:2023/11/07
アナクマ
読了日:2024/06/21
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