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書くことについて 小学館文庫

Stephen Edwin King

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094087642
ISBN 10 : 4094087648
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作家自身が「秘密」を語る。待望の新訳刊行

「われわれ三文文士の多くもまた、及ばずながら言葉に意を注ぎ、物語を紙の上に紡ぎだす技と術に心を砕いている。本書のなかで、私はいかにして『書くことについて』の技と術に通じるようになったか、いま何を知っているのか、どうやって知ったのかを、できるだけ簡潔に語ろうと思っている。テーマは私の本業であり、言葉である」(本文より)
 ベストセラーを次から次へと生み出す、アメリカを代表する作家が、自らの「書くことについて」を解き明かしした自伝的文章読本。作家になるまでの苦闘物語から始まり、ドラッグとアルコール漬けの作家生活を語る半自叙伝の回想。書くために必要となる基本的なスキルの開陳。いいものを書くための著者独自の魔法の技。そして「書くことと」と「生きること」を重ね合わせる作者自身の人生観まで。ひとりの作家の「秘密」がそこかしこに語られるドキュメンタリー。
 2001年に「小説作法」として翻訳されたスティーヴン・キングの名著を、新たに平明で簡潔な文章で訳した新訳版。新たに巻末には著者が2001年から2009年にかけて読んだ本の中からベスト80冊を選んだリストを掲載。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年米国メイン州ポートランド生まれ。高校教師を経て、74年に長編小説『キャリー』で作家デビュー。以後『呪われた町』『シャイニング』『IT』『ミザリー』など次々とベストセラーを生み出し、モダン・ホラーの第一人者となる

田村義進 : 1950年大阪市生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    スティーブン・キングの小説の書き方と自伝的要素も入った、エッセイ的な感じの話!ちょっと、とっつきづらい作品かなと思いましたが、サクッとまではいかないけど、読めました。ひとつわかったことは、スティーブン・キングと同じ誕生日なんだよね(笑)彼の作品を、機会があれば読んでみたいと思います。誰か彼の作品でオススメあったら教えて〜!

  • Tetchy

    キングによる創作指南書。キングのライバル作家クーンツも同様の著書を出しているが、クーンツが論理的であるのに対し、キングは直感的であると印象を持った。また『書くこと』とはキングにとって『生きること』、つまり『書くことについて』語った本書はキングの『生きることについて』語ったエッセイなのだ。キングのような小説を書きたいと思う人にとっては具体的な手法が書かれていないため、あまり参考にはならないと思うが、キングのファンならばぜひとも読むべきエッセイだ。私はこの作品を読んで、また少しキングが近くなったように感じた。

  • 青乃108号

    かつて1世を風靡したベストセラー作家、スティーブンキングによる【小説の書き方指南】の本。あくまでキングのスタイルに即した考えではあるが、創作の過程を知れて興味深い。彼は信じられない事にプロットを重視していない。大事なのはストーリー。ストーリーを考える事は化石の発掘に似て、そこにすでにあるものを注意深く掘り出す事であるらしい。まあ俺はただの本読みであって、別に小説を書きたい訳ではないので後半専門性を帯びてきたあたりで挫折、終盤はほとんど流し読みになってしまった。キングの小説が読みたくなる本です。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    「書かなきゃ、やっていけらんない!」と言わんばかりに作品を生み出すキング氏の小説作法。作家になる前もなってからも紆余曲折があったのね・・・。長いこと、疑問だった『キャリー』での突然、月経になったら女子にタンポンやナプキンをシャワー室で投げつけられる場面は、米国では当たり前の光景だったのか・・・。小説の書き方は「なるほど」が一杯。確かに副詞を使い過ぎると締まらないし、ラブクラフトや「よう、別れた女房」は最低の会話文過ぎる。そして英文と翻訳文も並列されているので、翻訳の仕方の勉強にもなります。

  • びす男

    「私が書くのは悦びのためだ。楽しみですることは、永遠に続けることができる」■アメリカを代表する小説家がしたためた、書くことの極意。ドアを閉めて書け/ドアを開けて書き直せ、言葉は飾るな、副詞はタンポポだ…など、ユーモアを交えつつ、道具箱の中身を惜しげもなく見せてくれた。気付くと、気に入った箇所を書き写すノートが6ページ半進んでいた■皮肉の利いた文章に肩を震わせていると、急に真剣なメッセージが直球で飛び込んでくる。ジェットコースターのような緩急。お手上げだ、読書家にとってはテーマパークのような一冊だろう。

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