Bowling In Paris

"前作から９年。久しぶりに放った通算4作目（香港のみでの発売の幻のアルバム『Sleeping With Girls』を含めると5作目）にあたるアルバム。シンセと打ち込みを多用した80年代という“時代の音”に仕上がり、少しオーバープロデュース気味ではあるものの、ビッシュらしいウィットに富んだお洒落な感覚は全く失われておらず、今聴くと逆に新鮮でいい。是非この機会に再評価していただきたい作品だ。こちらもオリジナルアナログ盤に付属されていたインナースリーヴを再現封入した徹底的なこだわりでのリリースだ!!

プロデューサーも多彩で、マイケル・オマーティアン、旧友のフィル・コリンズ、ガス・ダジョン、ヒュー・パジャムが起用された。

'86年の感動的な映画「ミリィ 少年は空を飛んだ」のテーマソングとして使われた〈Walking On Air〉やスティングの〈Englishman In New York〉を彷彿させるそのスティングとの異色デュエット〈Hall Light〉などを収録。尚、CDにはアナログ盤には未収録となった〈Love On The Outside〉がボーナス追加されている。

<参加ミュージシャン>
PHIL COLLINS(Dr), STING(Vo,B), BRENDA RUSSELL(Cho), DEBBY BOONE(Cho), ERIC CLAPTON(G), DANN HUFF(G), RANDY CRAWFORD(Cho), STEVE LUKATHER(G), MICHAEL OMARTIAN(Keys), NATHAN EAST(B), STACEY EARLE(Cho), MICHAEL THOMPSON(G)"