Complete Pet Soul

"マシュー・スウィートやベルヴェット・クラッシュのサウンドを彷彿とさせるLAポップの雄、クラウド・イレブン、第２のトッド・ラングレンと騒がれたナッシュヴィル出身のシンガー・ソングライター、ダグ・パウエルに続く、エアー・メイル・レコーディングスの『ハロー・ニュー・ジェネレーション・シリーズ』の第３弾は、アメリカ・ボルチモア出身の３人組、スプリッツヴィル。マット・ヒュースマン、ブランド・ヒュースマン、ポール・クリシックという３人からなる彼らは、90年代半ばにサイアー・レコードより2枚のアルバム『Rapple Dapple』と『Big Money Item』をリリースし、CMJチャートの上位にランクインされた人気バンド、グリーンベリー・ウッズから派生したグループです。今回リリースされる『コンプリート・ペット・ソウル』は彼らにとって4枚目のアルバムとなるもので、タイトルからも分かる通り、ビートルズの『ラバー・ソウル』とビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』というロックの金字塔ともいえる2作品を意識したピュア・ポップ・アルバムです。甘酸っぱいメロディーとポップなサウンド、サイケデリックな雰囲気を醸し出すテープの逆回転やサウンドコラージュ、幾層にも重ねられたコーラス&ハーニー、オーケストレーションを加えた重厚なサウンド…等、前出の2大名盤を引き合いに出してもまったくひけをとらないポップ・アルバムに仕上がりました。解説にはビーチ・ボーイズや60年代のソフト・ロック、アメリカン・ポップスの権威として知られる『Vanda　Magazine』の佐野邦彦氏を起用。10〜20代のパワー・ポップ・ファンだけでなく、30代以上の音楽ファンも取り込んだ幅広い音楽ファンにアピールする商品展開を予定しています。オリコンの音楽業界誌『オリジナル・コンフィデンス』で紹介記事掲載決定(リリース直前の2001年1月下旬)。その後、『バウンス』『クロスビート』『ロッキング・オン』『ワッツイン』『CDジャーナル』といった音楽誌から『レコード・コレクターズ』『DIG』『ストレンジ・デイズ』といった年齢層の比較的高いコレクター音楽誌まで、幅広い音楽雑誌で紹介される予定です。世界初CD化のため、輸入盤での入荷は一切ありません。
収録曲
01. Overture
02. Forever
03. Aliceanna
04. Pretty People
05. Caroline Knows
06. Sunshiny Daydream
07. Tuesday Through Saturday
08. You Ought To Know
09. The Popular
10. The Love Song of B. Douglas Wilson
11. I'll Never Fall In Love Again"