[USED:Cond.AB] Killer Street

サザンオールスタ−ズでしか成し得ない、全30曲・2枚組の超大作！オリコンチャートでも首位を獲得し、オリジナル作で80'、90'、00'の3つの世代で首位を獲得という快挙を達成！今作は通常盤です。

収録曲は最新シングルの「Bohbo No.5」、「神の島遙か国」、さらにさかのぼって「涙の海で抱かれたい〜Sea Of Love〜」、「君こそスターだ」、「夢に消えたジュリア」、「愛と欲望の日々」、「Lonely Woman」、「彩〜Aja〜」など、ビックヒットシングルを含む全30曲！

この時代にあえて、ほかのアーティストがやらない無謀とも言える2枚組作品をリリースする。それはまさにサザンらしい無邪気さかもしれない。今作を製作するにあたって、サザンは2005年2月に合宿を行っている。これほどのキャリアのあるバンドが合宿を行う。これは驚くべきことだ。そこでメンバーは音を出すこと、みんなで曲を構築することを心から楽しんだという。そうやって生まれたこのアルバム『キラーストリート』は、ビートルズの『アビーロード』になぞって、ビクタースタジオの前の通り「キラーストリート」をタイトルに冠した。承知のように『アビーロード』は、『レットイットビー』で仲たがいしたメンバーが、「最後にもう一度一緒にやろうよ」といって製作された、最後の潔さや落日の想い、”有終の美”的想いが詰まったアルバムであった。今回の作品を製作するにあたって、桑田佳祐は『アビーロード』を引き合いに出し、『キラーストリート』も「総ざらい」的なイメージがあるという。そして、長い間第一線で活躍し続けた彼らなりの歳を重ねた美しさを表現した。若さや勢いといったものとは対極にある、歳を重ねることで生まれた悲哀や哀愁、枯れた美しさを表現することに重点をおいたという。そういったものをこれだけ今まで全てを成し遂げてきたアーティストが限定に立ち返り素直にやってしまえることが彼らの凄さだろう。そしてルーツミュージックへの原点回帰ともいえるブルース、初期ロックのフィーリングを随所に織り交ぜながら、サザンがサザンであることを今作の中で証明する。桑田佳祐が自身で1曲1曲の楽曲解説まで行ってしまうほどの曲に対する強い想い。それだけ強い思いの中でこの作品は製作されている。