One

ダドリ−・パーキンスa.k.a デクレイムが参加！
南ドイツ出身のピアニストが考えるコンテンポラリー・ソウル

　北ドイツの主要都市のひとつ、ハノーファーを拠点にするクラブ系インディペンデント・レーベル、アゴゴー・レコーズ。クラブ・ジャズ〜ラテン〜ラウンジ・サウンドを聴かせるブレイクビーツ・デュオ、モ・ホライゾンズが2007年に設立したレーベルですが、サンビーニャ・インポートからはイタリア・シチリア島出身のＤＪ／プロデューサー、ファブ・サンペリの『パワー・ボッサ』（INSI-23029）を紹介し、ご好評をいただきました。
　そんなアゴゴーからまたまた注目していただきたい作品が登場いたしました！
　ザ・ソウル・セッションは南ドイツ出身のピアニスト、ラルフ・キーファーによるユニット。彼はソロ・ピアニストとして、またクラブ系のセッション・ピアニストとして、ニンジャ・チューンやモ・ワックスからのリリースで知られるポエッツ・オヴ・リズムや、伊スケーマのコンピレイションに参加したヒプノシスといったグループでもピアノを弾いていました。そんなキーファーが初めてクラブ系の作品でリーダー作となったのがこの作品なのです。
　「ソウルとは何か？」というテーマをあげた本作は、何人かのヴォーカルおよびラッパーをゲストに呼ぶことでその問いに答えようとしています。まずはアメリカ西海岸の鼻歌ＭＣデクレイムa.k.aダドリ−・パーキンス。ここでは彼の本拠であるストーンズ・スロウを思わせるビートの上で相変わらずのゆるいフロウを聴かせます。また一昨年にＰヴァインから国内盤がリリースされたインド生まれの女性シンガーBAJKA(バイカ)も参加。ディープな歌声を披露しています。
　またカヴァー・センスも独特で、ドアーズの「ハートに火をつけて」やアメリカの「名前のない馬」等をブレイクビーツ〜ドラムンベース〜90'sヒップホップの味付けで調理し、リスニングでも家聴きでも楽しめる仕様になっています。
　レイナー・トゥルーピーもお気に入りという高品質なコンテンポラリー・ソウルをぜひ！
(メーカー資料より)