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脳のちから禅のこころ 坐禅とセロトニンの科学

Soukyu Genyuu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479301776
ISBN 10 : 4479301771
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お経を唱えたり、瞑想したり、あるいは集中して呼吸したり、考えごとをせずに歩く・走るなど、日常生活の中にもセロトニンを活性化させる方法がある。宗教家が脳科学について、生理学者が坐禅について、互いに疑問をぶつけ合い、それぞれの立場から脳と心と体をよりよくする方法、鍛える方法について語り合う。

目次 : 第1章 「気」とは何か/ 第2章 睡眠と脳の活動/ 第3章 心とはどこにあるのか/ 第4章 呼吸法はなぜ脳に効果があるのか/ 第5章 禅的生活とセロトニンの関係/ 第6章 日常生活で活かせる「禅的生活」

【著者紹介】
玄侑宗久 : 1956年、福島県に生まれる。福島県立安積高校卒業後、慶応義塾大学中国文学科を卒業。さまざまな職業を経て、京都、天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職、作家。2001年『中陰の花』(文春文庫)で第125回芥川賞受賞

有田秀穂 : 1948年、東京都に生まれる。東京大学医学部卒業後、東海大学病院で呼吸の臨床に従事、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に携わった後、ニューヨーク州立大学へ留学。1990年より東邦大学医学部に移り、1996年より同大学生理学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • i-miya

    (副題=セロトニンと坐禅の科学)  (カバー)  お経を唱える、瞑想をする、集中して呼吸をする、考え事をしないで歩く、走る。セロトニンの活性法。脳と心と体の鍛え方、ありかた。生理学者と宗教家。(玄侑宗休)  1956、福島県生まれ、慶應義塾大学中国文学科卒。京都天龍寺専門道場入門。臨済宗妙心寺派。2001、『中陰の花』で第125回芥川賞。

  • さっちも

    マインドフルネス、座禅、瞑想なんかが、なぜ意志力を高めるのか。集中力を養うのか、ストレス耐性を高めるのか。科学的に納得のいく説明にやっとであえた。呼吸やリズム運動などで言語に関する脳の働きを抑制することで、大脳皮質を働かない状態、脳幹を重視した体の状態にもっていく。脳幹は大脳皮質の司令塔だから大脳皮質が勝手に働いたり、解釈して、心が目まぐるしく動くのを封じる。受け流す心の状態だったり、性や食に関する本能をコントロールできる状態にもっていけるようです。気になった方は是非一読をオススメします。

  • La Principita

    編集の仕方のせいか、途中まで2人のやりとりに心なしか距離を感じ、噛み合っているのか少し不安に。終盤に至って、習慣の重要性や、事実は起こった時に整理する等大いに学べました。床に落ちた千円札の話は妙に納得。振り回されず、あるがまま、さらりと流して生きてゆきたい。

  • ともとも

    仏教の言葉で語れる脳科学者と科学の言葉で語れる禅僧との対談。 その接点は「呼吸」である。 意識的な呼吸により活性化され脳神経全体を司るセロトニンのはたらきから導く坐禅の効能の検証。 始まってしばらくは噛み合わないところもチラホラ見受けられるが、話が進むにつれ呼吸も合い、問答も弾む展開。最後には両者共にスッキリ。 単なる観念のやり取りではなく、実践的なところが素晴らしい。 寝覚めもスッキリしそうな読後感である。

  • きたむ

    座禅中、水面が呼吸にあわせて上下するイメージは使ってます。この本で有田先生を知り、別のセロトニンについての本も読んでみたりしました。

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