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ISBN 10 : 4569668682
Content Description
『吾輩は猫である』『三四郎』『こゝろ』など、今も読み継がれる多くの作品を残した日本を代表する文豪・漱石。本書は、明治という大変革期に、神経衰弱や胃潰瘍などと闘いながら、“人間とは何か”“いかに生きるべきか”を探求し続けた漱石の名言の数々を、テーマ別に編集した一冊である。「人とは」「学問とは」「女とは」…、現代にも通じる人生の断面を鋭く抉り出した珠玉の箴言集。文庫オリジナル。
目次 : 第1章 人(人の本性/ 生まれついての性格/ 生と死/ 人間関係の本質/ 他人を頼る心)/ 第2章 道(正しいこと/ 物事へのこだわり/ 人の罪悪/ 宗教/ 世慣れた人)/ 第3章 学問(知性を磨く意味/ 教育/ 学生時代/ 芸術と文化/ 文化人の存在意義)/ 第4章 文明(現代文明/ 社会と世間/ カネの力)/ 第5章 女(女の本性/ 女の宿命/ さまざまな女の顔/ 男と女/ 男の言い分)/ 第6章 家族(夫婦/ 親子関係)/ 第7章 自然(この世の理/ 運命)
【著者紹介】
夏目漱石 : 慶応3(1867)年、東京生まれ。東京帝国大学卒業後、愛媛県尋常中学校(松山中学校)、熊本の第五高等学校などで英語を教える。明治33(1900)年、英国ロンドンに留学。帰国後、明治36(1903)年から第一高等学校、東京帝国大学英文科講師となる。明治37(1904)年、『吾輩は猫である』を発表。以後、『坊っちゃん』『草枕』『野分』などの中篇小説を発表。明治40(1907)年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。『虞美人草』『坑夫』などを連載し、翌明治41(1908)年より、三部作『三四郎』『それから』『門』、後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』などを連載する。大正5(1916)年、胃潰瘍の悪化で急逝。執筆中だった『明暗』は未完となる
長尾剛 : 東京生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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