Il Verismo D'Oro : Saioa Hernandez(S)Carlo Montanaro / Titular del Teatro Real

いま最も注目されているスペイン出身のソプラノ
サイオア・エルナンデスが歌うヴェリズモ・オペラの魅力

スペイン出身のソプラノ、サイオア・エルナンデスによるヴェリズモ・オペラのアリア集がリリースされます。サイオアは、2018年にミラノ・スカラ座でヴェルディ『アッティラ』のオダベッラ役でデビューして大成功を収め、以降数々の名門オペラ・ハウスで活躍している今最も注目されているソプラノです。
　「ヴェリズモ」は19世紀末から20世紀初めにかけてイタリアで起こった文化運動で、市井の人々の日常、そこで起きる事件を題材とし、ドラマ性を重視した文学や音楽などの総称です。ヴェリズモ・オペラの代表作としてあげられるのが、南イタリアのシチリアで繰り広げられるドロドロの愛憎劇マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』。1890年5月の初演よりイタリア全土、世界中で広く親しまれています。
　当アルバムは、サイオア自身によるこだわりの選曲。マスカーニ、チレア、カタラーニ、アルファーノ、ジョルダーノ、ザンドナイそしてプッチーニといったヴェリズモ・オペラを代表する作曲家のアリアを収録しており、サイオアの見事な表現力と歌唱力で、愛と裏切り、嫉妬といったオペラの醍醐味である様々な感情を歌い上げています。（輸入元情報）

【収録情報】
01. マスカーニ：歌劇『イザボー』〜「この私の白いマント」
02. マスカーニ：歌劇『ロドレッタ』〜「ああ！ あの人の名前！...フラメン、わたしを許してください！」
03. チレア：歌劇『アルルの女』〜「母であるのは地獄です」
04. アルファーノ：歌劇『復活』〜「電車が到着します」
05. カタラーニ：歌劇『ワリー』〜「もう安らぎは得られないのでしょうか？」
06. アルファーノ：歌劇『サンクターラの伝説』〜「ああ、雲よ、薄雲よ」
07. ジョルアーノ：歌劇『フェドーラ』〜「これが彼の肖像画です」
08. ジョルダーノ：歌劇『マルチェッラ』〜「もうお終いだ」
09. チレア：歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』〜「哀れな花よ」
10. プッチーニ：歌劇『外套』〜「私の夢は違うわ！」
11. ザンドナイ：歌劇『フランチェスカ・ダ・リミニ』〜「ああ、白い花よ」
12. マスカーニ：歌劇『イリス』〜「淋しく、怖い夢」

　サイオア・エルナンデス（ソプラノ）
　メルセデス・アルクリ（ソプラノ：10,11）
　フランチェスコ・ピオ・ガラッソ（テノール：08,10,12）
　マドリード合唱団、合唱指揮：ジュゼップ・ビラ・イ・カザーニャス（06,12）
　マドリード王立劇場管弦楽団
　カルロ・モンタナーロ（指揮）

　録音時期：2023年7月
　録音場所：マドリード王立劇場リハーサル・スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　SACD Hybrid