SACD Import

End of My Days : Ruby Hughes(S)Manchester Collective (Hybrid)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BISSA2628
Number of Discs
:
1
Label
:
Bis
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


名ソプラノ、ルビー・ヒューズが
コロナ禍、困難な時代への希望のメッセージを歌と弦楽四重奏で表現!


SACDハイブリッド盤。イギリスのソプラノ歌手ルビー・ヒューズは『愛と喪失のヒロインたち』、『クリュタイムネストラ』、『エコー』と3枚のリサイタル・アルバムをリリースしてきました。新作の『わが人生の終わり(End of My Days)』もこれまでと同じくコンセプトをもつアルバムとして作られています。「ビリティスの旅が、ほんとうに興味深い」とルビー・ヒューズが言うドビュッシーの『ビリティスの3つの歌』(ジェイク・ヘギー[1961-]編曲、ピエール・ルイスの詩)、ラヴェルの『2つのヘブライの歌』から追悼の歌『カディッシュ』(サイモン・パーキン[1956-]編曲)、マーラーが『復活』交響曲の楽章にした『原光』・・・「死ぬと何が起こるか?」(ヒューズ)と、よく知られ親しまれている歌が「死と生、無言と途絶、愛と希望」をテーマにした文脈の中でどう息づくか。
 アルバムのインスピレーションは、2020年の春、マンチェスター・コレクティヴとの初めてのコラボレーションが決まったことから生まれたといいます。COVID-19パンデミックのロックダウン下、限りある生命や孤立という問題をつきつけられた人々を支えるため、アーティストとして何ができるか。後悔することなく死を受け入れる生を謳う自作の詩にエロリン・ウォレンが作曲した『End of My Days(わが人生の終わり)』がタイトルにとられました。
 ブライアン・エライアスが、ノースハンプトンの精神病院に送られたジョン・クレア[1793-1864]の自然詩に作曲した『緑の谷で会おう(Meet Me in the Green Glen)』。アルフレッド・エドワード・ハウスマンの「シュロプシャーの若者(A Shropshire Lad)」の詩によるヴォーン・ウィリアムズの『牧場にそって(Along the Field)』。正教の精神性に惹かれていたというジョン・タヴナーが、ソ連の反体制詩人アンナ・アフマートヴァ[1889-1966]の詩をテクストに使った『アフマートヴァ歌曲集(Akhmatova Songs)』から『ダンテ(Dante)』『ボリス・パステルナーク(Boris Pasternak)』と短い『クプレ(Couplet)』。ダウランドのリュート伴奏の歌曲(作者不詳の詩)をイギリスの作曲家デイヴィッド・ブルース[1970-]が声と弦楽四重奏のために編曲した『行け、透き通った涙よ(Go Crystal Tears)』と『あふれよ、わが涙(Flow My Tears)』。「わたしは、平和をあなたがたに残し・・・」という「ヨハネによる福音書」の一節(キング・ジェームズ版、14章27節)を使い、ヒューズとマンチェスター・コレクティヴの委嘱で作曲されたデボラ・プリチャードの『平和(Peace)』。
 「オレンジを食べる感覚」を曲にしたキャロライン・ショウの『バレンシア(Valencia)』と、北ヨーロッパ最古の現存するメロディのひとつとされるシェトランド民謡の『一日の夜明け(Da Day Dawn)』(ドナルド・グラント編曲)の2つの弦楽四重奏の曲が間奏として挟まれます。
 弦楽四重奏団「マンチェスター・コレクティヴ(Manchester Collective)」は、2016年、アダム・サボ(CEO、芸術監督)とラキ・シング(音楽監督、第1ヴァイオリン)により結成されました。ドナルド・グラントの第2ヴァイオリン、ルース・ギブソンのヴィオラ、マリー・ビトロクのチェロ。実験的なプログラムと多彩なジャンルのアーティストとのコラボレーションで知られるグループです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブライアン・エライアス[1948-]:緑の谷で会おう(2009)
〜ソロ・ヴォイスのための
● キャロライン・ショウ[1982-]:バレンシア(2012)〜弦楽四重奏のための
● レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ[1872-1958]:牧場にそって(1927)
● ジョン・タヴナー[1944-2013]:アフマートヴァ歌曲集(1993)より

 ダンテ
 ボリス・パステルナーク
 クプレ
● ジョン・ダウランド[c.1563-1626]/D.ブルース編:2つのダウランドの哀歌(2011)
 行け、透き通った涙よ
 あふれよ、わが涙
● 伝承曲:一日の夜明け〜弦楽四重奏のための
● モーリス・ラヴェル[1875-1937]/S.パーキン編:2つのヘブライの歌より『カディッシュ』(1914)
● エロリン・ウォレン[1958-]:わが人生の終わり(1994)
● クロード・ドビュッシー[1862-1918]/J.ヘギー編:ビリティスの3つの歌 FL97(1897)

 パンの笛(La flute de Pan)
 髪(La chevelure)
 ナイアードの墓(Le tombeau des naiades)
● グスタフ・マーラー[1860-1911]/マンチェスター・コレクティヴ編:子供の不思議な角笛(1888-94)より『原光』
● デボラ・プリチャード[1977-]:平和

 ルビー・ヒューズ
(ソプラノ)
 マンチェスター・コレクティヴ
  ラキ・シング(第1ヴァイオリン)
  ドナルド・グラント(第2ヴァイオリン)
  ルース・ギブソン(ヴィオラ)
  マリー・ビトロク(チェロ)

 録音時期:2022年1月11-13日
 録音場所:イングランド、マンチェスター、ストラー・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 制作:マシュー・ベネット
 録音エンジニア:デーヴ・ロウウェル
 BIS ecopak

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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