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読書人カレッジ2021 大学生のための本の講座

Soichiro Tahara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784924671522
ISBN 10 : 4924671525
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本の選び方、読み方、伝え方」に悩む大学生たちへ。2021年度「読書人カレッジ」11講座の講義録。

目次 : 田原総一朗 いま話したいこと、伝えたいこと―共立女子大学/ 小林エリカ 記憶、過去、歴史、時間、放射能‐目に視えないものをえがくこと―明治大学図書館/ 佐々涼子 ノンフィクションの醍醐味と自由な精神―明治大学図書館/ 木村友祐 さまざまな世界を知り、孤独を取り戻すために本を読む―明治大学図書館/ 奥野克巳 文化人類学者の文学“修業”―明治大学図書館/ 長瀬海 書評とは何か―その役割と書き方―桃山学院大学附属図書館/ 温又柔 本と出会おう、言葉と出会おう、仲間と出会おう!―上智大学図書館/ 宮台真司(昭和初期の風景、劣化が加速する平成と令和―城西大学/ 社会と人間の劣化 歴史と理論―城西大学/ 民主主義に意味はあるのか―城西大学/ 権威主義化/市場主義化する世界の中で―城西大学)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さぜん

    どのように本を選び、読んで考え、その内容を伝えるかに悩む大学生に作家、研究者、批評家が行った講義録。自身の経験や読んできた本、どのように書き、伝えているかを語る。佐々さんは、自分の半径3mの出来事を書くことが強い引力で読者を引きつけるという。そして事実を作ることはできないが、事実を使って物語をつくることはできると。彼女の視点の先にあるものをまだまだ読みたい。大学生向けではあるが、どれも刺激的。長瀬海氏の書評の書き方と役割に開眼させられた。私も読者の心を動かす書評を書きたいと思った。

  • おいりー

    各界の著名人が色々な話をしながら本を薦める。まず、宮台真司さん。どんな考えをもっているのか気になっていた。個人がいかに幸せになるかという個人主義が現在の批評の主流だと認識していたが、宮台さんが公共性、生活世界に注目して考えていることに驚いた。先日、バカの壁で養老さんが日本人は所属する小集団の利益に目が行きがちだと指摘していたのを目にした。宮台さんも今の日本の現状を沈みかかった船の座席争いと、同様に例える。宮台さんは団地暮らしだったため、そこでの生活世界を肯定的に捉えて現在の共同体の喪失を否定的に見ている。

  • sumitsuco

    小林エリカの講演読みたくて図書館で借りたけど、他の方の講演も面白くて、いろんな本が紹介されてる!

  • Go Extreme

    田原総一朗「いま話したいこと、伝えたいこと」 小林エリカ「記憶、過去、歴史、時間、放射能 ―― 目に視えないものをえがくこと」 佐々 涼子「ノンフィクションの醍醐味と自由な精神」 木村 友祐「さまざまな世界を知り、孤独を取り戻すために本を読む」 奥野 克巳「文化人類学者の文学修行」 長 瀬 海「書評とは何か ―― その役割と書き方」 温 又 柔「本と出会おう、言葉と出会おう、仲間と出会おう!」 宮台 真司「社会の人間の劣化、歴史と理論」「民主主義に意味はあるか」「権威/市場主義化する世界の中で」

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