CD Import(Japanese Edition)

I Can Be A Clay Snapper

Sirom

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
INSI5467
Number of Discs
:
1
:
Japan (Import)
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

中欧の小国スロヴェニアから登場した想像上の民俗音楽を奏でるアヴァンギャルド・アクースティック・トリオ

 今年初来日を果たしたタミクレストやヌーラ・ミント・セイマリ、ガイ・ス・アクヨルを筆頭に、キング・アイソバやジュピテール&オクウェス・アンテルナシオナルといった世界中のワールド・ミュージック・シーンが注目するアーティストの作品を続々とリリースしているドイツのレーベル、Glitterbeat。ワールド・ミュージック最大の見本市WOMEXのレーベル・アウォードを4年連続受賞していることからも、その勢いと注目度が判ることでしょう。同社が徐々にリリースが増え始めたエクスペリメンタル/アヴァンギャルド系タイトル専用のサブ・レーベルとして今年新設したのが〈tak:til〉レーベルです。そのtak:tilから、何とも摩訶不思議なグループが登場しました。中欧の小国スロヴェニアで活動する、様々な伝統楽器を駆使した3人組アンサンブル、シロムです。
 イタリア、オーストリア、ハンガリー、クロアチアと国境を接するバルカン半島の北西部に位置するスロヴェニアはこれまで様々な帝国に支配され、91年にユーゴスラビアから独立、元共産主義国として初めてユーロ圏に加わった、四国ほどの面積の小国です。ウィンター・スポーツが盛んで優れた選手を多数輩出している山岳国で、内陸部はカルスト地形が広がっています。その伝統的な音楽はスラヴ系の国ながらアルプス系やオーストリア、ハンガリー等西欧系地域の影響が色濃く、アルプス地方の楽器が多用されています。一方、ロックとなるとドイツの影響が強く、かつて日本でも人気のあったライバッハを筆頭に、アヴァンギャルド、インダストリアル系の音楽が盛んという一面もあります。
 本作で世界デビューを果たすシロムも、そんなアヴァンギャルドなスロヴェニアを象徴するグループ。メンバーは女性1名男性2名のトリオ編成で、それぞれが複数の楽器を操るマルチ・インストゥルメンタリストです。彼らは当地の即興音楽シーンでそれぞれキャリアを重ねてきた著名な音楽家達で、結成当初から誰も聴いたことのないサウンドを徹底して追求してきました。辿り着いた音楽スタイルは、手製の伝統楽器で想像上の民俗音楽を奏でるというもの。そして、バンジョーやヴァイオリン、竪琴からリバブ、バラフォンといったアフリカの楽器までを駆使したアクースティック・サウンドで、ミニマリズム、ノイズ、伝統音楽の要素を繊細に組み合わせたユニークな音楽をここに完成させました。繊細なフレーズの重なりに張りつめた緊張感が漂うその音楽は、荒涼とした風景が広がるカルスト地形を思い起こさせます。さっそく欧米の各音楽誌での評価も上々です。ミニマルなどの実験的な音楽が好きな方はもちろん、ワールド・ミュージック・ファンにも試してほしい注目の作品です。
(メーカー・インフォメーションより)

Track List   

  • 01. Just About Awake (Malodane budnost)
  • 02. Boats, Biding, Beware! (Čolni, čakam, čúvaj!)
  • 03. Everything I Sow Is Fatal (Vseje usodno)
  • 04. Maestro Kneading Screams of Joy (Maestro mane vriskanje)
  • 05. Ten Words (Deset besed)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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