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N 集英社文庫

Shusuke Michio

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087446586
ISBN 10 : 4087446581
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

読む順番で、世界が変わる。
全6章、あなた自身がつくる720通りの物語。

「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。はじめに、それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。読みたいと思った章を選び、そのページに移動してください。物語のかたちは、6×5×4×3×2×1=720通り。読者の皆様に、自分だけの物語を体験していただければ幸いです。/著者より」未知の読書体験を約束する、前代未聞の一冊! この物語をつくるのは、あなたです。

すべての始まりは何だったのか。
結末はいったいどこにあるのか。

「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。
「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。
定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。
殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。
ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。
殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。

道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。


【著者プロフィール】
道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞を、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞を、同年『光媒の花』で山本周五郎賞を、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『フォトミステリー』『きこえる』「いけない」シリーズなど多数。

【著者紹介】
道尾秀介 : 1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11月『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    6!。知らない前には戻れないのよ。道尾さんに依る、実験的な6つの短篇。全ての話を、別の話も知らないまま先ずは読めたら良いのにね。そしてその後、それぞれの短篇を読み返す事が出来たらな〜。登場人物、エピソードが別話に潜り込んでいる事は想像に難く無い。前半は謎のエピソードを残すままですが、読み進めるうちに「あの人か」とか「ここに繋がるのか」とかが見えてくるのね。ただ毒が薬になったり、またはその逆等、ストーリーが反転する迄は無い様に思ったけど、印象変わるのでしょうか。あと719回読むし。【犬→花→死→星→嘘→鳥】

  • セシルの夕陽

    やっぱり天才⭐️ 素晴らしい⭐️ 6話どの章から読み始めるか、読者が決める。読む順番で見える景色と味わいや謎が変わるという本書。あまのじゃく気味の私はもちろん最初からは読まなかった。全て共通ポイントは、@『つ』の字に似た湾の港町・A雲の隙間から海に射す『天使のはしご』が5つ光の花を作る・B9月のシルバーウィーク。喪失感と、美しい文章と、読者なりの結末。再読は時系列順で読んでみようかと。【花シリーズ3】

  • ピース

    6章からなる物語だが順番はどこから始めてもいいというこれまで聞いたことのないアイデアだった。とりあえず最初から順番に読んだけど確かに順番が違えば印象は変わった。それでも内容が分からなくなるということがないというのは驚いた。アイルランドの話が印象に残った。

  • 竹ピコ

    ちょっと凝った趣向の連作短編集。最初から順番通りに読んでみました。それぞれ時代も違う物語だけど、微妙に登場人物に重なりがあって、他の物語で見えなかったものが見えてくる感じ。何か切なく重い話も多いけど、一方で安堵する部分もあったり不思議な物語。光、花、蝶、何か以前読んだ道雄作品を思い浮かべていたが、解説を見て納得。面白かったです。これから読む方には、是非登場人物を書き出して読んだほうがより分かりやすいように思えた。

  • tetsu

    ★4 ミステリー短編集。6編の独立した話だけど、互いに少しづつかかわりがある。本自体が読む順番を読者に選択できるように工夫されている。組み合わせは6の階乗で720通りある。 伏線が回収されるような感覚になることもあるし、あの人が大人になった話なのかとつながることもある。 道尾秀介ならではの面白さを満喫できます。

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