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ISBN 10 : 4041063345
Content Description
「ケチは美徳」「嫁いじめを復活させよ」「嫌がらせをすべし」…。斜めに、鋭く社会を見つめる文豪は、軽妙につぶやく。すすめるのは“力を抜いていい加減に生きる”こと。「明日出来ることを、今日するな」をモットーとし、「人生どうせチンチンゴミの会」と言い放ち、「男の美点は女にはわからない」とぼやく。親友・北杜夫氏との痛快な「ケチ合戦」など、全編笑いにみち、人生を気楽にしてくれるユーモアエッセイ。
目次 : 人生ケチに徹すべし―後悔しながら浪費する人たち/ 語るにたる“気の弱い奴”―よく、その心情、理解できる人たち/ 亭主族の哀しみ―この小心で孤独な除け者の存在/ “嫌がらせ”のすすめ―この高度な批評精神/ 正義漢づらをするな―自分だけが正しいとして他を裁く独善主義/ 自己催眠で社長になった男―空想力も使いよう/ 女のウソと男のウソ―女は全身全霊でウソをつく/ 女の執念―女優さんもキチガイ女も同じ/ 人生の寂莫を感じるとき―駄犬と人間が似ている話/ 鼻もちならぬ洋行自慢―駆け足旅行で廻ったくせに/ 人間の運命を変えるもの ばかにできない生理現象/ ばからしい人間の集り 披露宴にみる人間の醜態/ 人生どうせチンチンゴミの会 わが風流の集い/ 人生とは退屈なり わが某月某日の記/ 嫁いじめを復活させよ 心にもない仏づらはもう捨てよう/ 人生のことを語りたい 自分の本当の顔をとりもどすとき/ 照れくささのない人間 その動物なみの恥ずかしさ/ ケチ合戦 狐狸庵対ドクトル・マンボウ/ 女にはわからない男の美点 弱気な男、結構/ 怪談(1)幽霊屋敷探訪記/ 怪談(2)ウソでないホントの話/ 男と女の生きる道 ある献身的なメス猫の話/ それでも彼女を愛す わが映画評/ 迷惑な話 わが乗り物談義/ 当たった二十年前の予言 いまだにわからぬそのカラクリ/ あなたも催眠術がかけられる 人間は未来を予見できる/ 運命を知る知恵 合理主義ではとけぬ占い師の存在
【著者紹介】
遠藤周作 : 1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。リヨン大学に留学。55年『白い人』で第33回芥川賞を受賞。66年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞受賞他、数多くの文学賞を受賞。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ビイーン
読了日:2021/05/19
金吾
読了日:2024/04/02
そら
読了日:2021/05/22
Carol
読了日:2018/10/13
issy
読了日:2024/02/17
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