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魂のみなもとへ 詩と哲学のデュオ

Shuntaro Tanikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784874020722
ISBN 10 : 4874020720
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

谷川俊太郎の「詩」30篇と、その1篇1篇に浸りながら語った長谷川宏の「哲学」の響きあいの書。荒々しく、うるおいのない今の社会で、おき忘れてしまっている人間の心のみなもとへ読者を誘う。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年、東京に生まれる。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、現在まで数多くの詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書など幅広く作品を発表

長谷川宏著 : 1940年、島根県平田市に生まれる。東京大学文学部哲学科博士課程修了。1970年、埼玉県所沢市に私塾「赤門塾」を開く。以後、塾で子どもたちに勉強を教えながら、哲学研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 寛生

    【図書館】誰かを何かを信じるとすれば、それは現実味のないフィクション的なものに自己を超えた何かを投げかけるということになるのか?それとも、人間の最小で最大の力が信じるということになるのだろうか?もう何を信じることも、誰を信じることができなくても、日は沈み、川は海に流れこみ、虫は鳴き、一日は終わる。不眠症で眠れなくても、小鳥はさえずり、朝日が昇る。何も信じられない誰も信じられない時間の中でじっと待っている自分の手から、真っ白な紙の上に贈られてくる詩の一行。時間と交わることはどうしたら可能になるのか?

  • jima

    久しぶりに詩を読んだ。谷川さんの詩に長谷川さんが短文をつけていくパターンで30の作品が続く。テーマは「生・老・死」。「ネロー愛された小さな犬に」の詩が好きだ。

  • 呉下の阿蒙

    世界が私を愛してくれるので/朝/今日/うつむく青年/ひとりぼっち/忘れること/子どもは駈ける/《希望に満ちた天使》1939/《選ばれた場所》1927/にわ/ネロ⸺愛された小さな犬に/川/しぬまえにおじいさんのいったこと/ありんこ/心について/《黄色い鳥のいる風景》1923/

  • maya

    本書は谷川氏の詩に長谷川氏が約3n位の言葉を綴っている。自分の感性だけではとらえる事が出来ない部分を補ってくれるような、また詩を読む楽しさを再確認させてくれるような一冊だった。印象に残る作品を一つあげるなら「ネロー愛された小さな犬に」か。※別アカウントから移行

  • sira

    初めての谷川俊太郎さんの詩集。何となく馴染む感じがするから、詩自体は何か色々な人の詩が集められた本で読んだのだと思うけれど、やっぱり好きなんだろうなぁとしみじみ感じる。長谷川さんの解説?も、まぁ面白かったかな。

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