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ISBN 10 : 408744824X
Content Description
「掌ですくう一杯の水に/私たちの生のすべてが映っている/その眩しさとその/身を切るような冷たさ」(『詩を贈ろうとすることは』所収「水」より)。18歳の鮮烈なデビューより70余年、想像の翼を広げ、未知の高みへと現代詩を導いた著者。ひらがな言葉遊びから、日常の細部、果ては宇宙までを、瑞々しく自在に創作した。その全詩作品から15行以内の短い詩を厳選。貴重なベストコレクション190編。
目次 : 『二十億光年の孤独』より 1952/ 『六十二のソネツト』より 1953/ 『愛について』より 1955/ 『絵本』より 1956/ 『あなたに』より 1960/ 『落首九十九』より 1964/ 『日本語のおけいこ』より 1965/ 「祈らなくていいのか」より 1968/ 『旅』より 1968/ 「その他の落首」より 1968/ 『うつむく青年』より 1971/ 「二十億光年の孤独拾遺」より 1972/ 『ことばあそびうた』より 1973/ 『空に小鳥がいなくなった日』より 1974/ 『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』より 1975/ 《黄金の魚》/ 『誰もしらない』より 1976/ 『谷川俊太郎詩集 続』より 1979/ 『そのほかに』より 1979/ 『ことばあそびうた また』より 1981〔ほか〕
【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年12月東京生まれ。詩人。52年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。鋭い感受性を的確なことばで表現した作品群で、新鮮な衝撃を与えた。翻訳、劇作、絵本、作詞などジャンルを超えて活躍。62年「月火水木金土日のうた」で日本レコード大賞作詞賞、75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で第34回読売文学賞、2005年『シャガールと木の葉』『谷川俊太郎詩選集1〜3』で第47回毎日芸術賞、10年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞を受賞。16年『詩に就いて』で三好達治賞受賞。24年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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