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生きる 日本傑作絵本シリーズ

Shuntaro Tanikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834083262
ISBN 10 : 4834083268
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生きていること いま生きていること……とさまざまな人生の瞬間の情景を連ねる、谷川俊太郎の詩『生きる』が初めて絵本になりました。小学生のきょうだいと家族がすごすある夏の一日を描き、私たちが生きるいまをとらえます。足元のアリをじっと見つめること、気ままに絵を描くこと、夕暮れの町で母と買い物をすること……。子どもたちがすごす何気ない日常のなかにこそ、生きていることのすべてがある、その事実がたちあがってきます。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    生きているということ、いま生きているということ。谷川俊太郎さんの「生きる」という詩が絵本になった。くしゃみをすること、あくびをすること、泣いたり、笑ったり、その姿を見ているということ。その当たり前の日常がいまあるということ。それがどれほど幸せなこと、満たされていることなのだろう。繰り返し言葉を紡ぐことで、その尊さが心のなかに沁みていく。朝に目が覚めたということ、一日が始まるということ、元気が湧いてくる。詩、それは不思議な力を持っているもの。歩いていこう。立ち止まってみよう。いまというものを考えさせるもの。

  • けんとまん1007

    生きる。改めて考えることは、そうそうないと思う。毎日、毎日、息をつく間もないくらいに、時が過ぎていく。ふっと、気がつくと・・・・というこっとが多いように思う。日常の何気ないこと自体が、生きることでもある。ただ、その中で、時を止めて考えてみることも大切だ。そんなことにきづかされるきっかけを与えてくれる谷川俊太郎さんは、さすがだ。だからこそ、いつまでも、読もうと思うのだ。

  • 読特

    蝉の死骸に群がる蟻を公園の片隅で眺める男の子。鏡台の前でネックレスをしてみる女の子が、次の瞬間にはお絵かきをしてる。商店街で買い物をして、台所で夕食の準備をする。祖父の誕生日をケーキで祝う。1日が終わり布団で眠る。2人を見守る母。…生きる。生きている。だから感じる。まぶしい。喉が渇く。泣ける。笑える。怒れる。犬は吠え、鳥ははばたき、美しいものに出会い、悪いものを拒む。地球は廻って、人を愛して、今を生き、そして、今は過ぎる。…ミニスカートが新鮮に感じられたころ、自然に出てきた言葉を書いた詩人はもういない。

  • たくろうそっくりおじさん・寺

    ご存じ谷川俊太郎の詩の一篇を絵本にしたもの。私は谷川俊太郎と相性が悪く、その詩を読んでもピンと来た事が無いのだが、これはやられたな。絵の力が大きいのかも知れないが、これはちょっと泣きたくなった。近頃私は、自分は生きていなくても構わない余計者の様な気持ちでいっぱいだったからかも知れない。読めばこんな私でも確かに生きていると思い、みんなと同様、普通に生きている人間の一人に過ぎないと思ったのだ。人間は生きる。私は人間である。だから生きる。当たり前で嬉しい。それが宗教ではなく、詩でわかる事が余計嬉しく思えた。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    生きていること いま生きていること… ■静かに 命の慈しみが染み渡るような絵本を読みました。様々な人生の瞬間の情景を連ねる、谷川俊太郎の詩『生きる』が絵本になって。新たなサイドストーリーが 人生の嬉しさを添えて。■巻末の谷川さんによる解説?も良かった。この詩は「ミニスカートがまだ新鮮だった頃」に生まれたそうです。■うんうん、今日も生きててよかったね (ღ′◡‵) (2013年)(→続

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