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東京バラ-ド、それから

Shuntaro Tanikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784901998819
ISBN 10 : 4901998811
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan

Content Description

谷川俊太郎が撮りためた東京をモチーフにした写真60枚と、書き下ろし7編を含む詩作のコラボ。街を見ることばと街を想うまなざしが織りなす、「東京」の半世紀。著者の故郷・東京をモチーフにした初めての本。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。詩作のほか作詞や絵本、翻訳、映画脚本などの分野でも活躍。1962年「月火水木金土日のうた」で日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞など、受賞及び著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もちまる

    図書館本。詩集はたくさん読んだけれど、やっぱり谷川俊太郎さんが好きです!「目に見えない詩」、心のなかにあるものを大切にしなきゃ。

  • 八百

    東京では空はしっかり目をつぶってないと見えない… 東京では夢はしっかり目を開けてないと見えない……谷川先生が半世紀に渡って詠み続けた東京の街を自ら切り取った風景の写真とともに編纂されたアンソロジー。憧れをトランクに詰めて夜汽車で目指す街でもなく花の都でもないただただ誰にでもある故郷としての東京がシャープなコントラストの「ことば」でページに焼き付けられる様は圧巻で最早感想云々を語るのが愚に思えてくる程の存在感。文壇の巨人が街を見ることば、街を想うまなざしを存分に堪能し給へ

  • Maiラピ

    谷川さんの故郷である東京についての書き下ろしを含む詩と谷川さんの撮った1950年から1960年代の写真60枚。ノスタルジー詩集。“凍りついた時間を感傷が解凍する 鮮度は見る者の心に任される 歴史を一瞬黙殺するが 事実を問わぬ詩がそれを行き返らせる 声も楽の音もない沈黙のうちに あらゆる騒音と静寂がひそんでいる 色を失った光景から たどたどしい意味が生まれる 忘却と記憶とどちらが美味だろう”・・・う〜〜ん、一部が忘却された記憶が美味かもね。

  • ジョナ

    谷川さん自身の説明によると18歳の頃から、60数年書き続けてきた詩のほとんどはmade in Tokyoの見えない刻印が刻まれているそうです。2011年に刊行された、この詩集は、50〜60年代に谷川さんが撮った写真と、書かれてきた詩群、そして書き下ろしで構成されています。「詩も写真も、物語と違って時間に沿って進むのではなく、むしろ時間を一瞬止めることで時間を越えようとするものなのかもしれません」。明日は、憧れの谷川さんに会いに行きます。どんな話、どんな発見が飛び出すのか、今から楽しみでなりません。

  • あき

    ★★★★☆ 東京の街と人についての詩集。表紙も中の写真もモノクロで、詩も落ち着いた雰囲気。雨の日や夜に、紅茶を飲みながらページをめくりたい。「手に負えない夕方」「灯が夜をみつめていると夜の呟きがあからさまになる」「ずいぶん長い間ヒトをやってきた このへんで只の哺乳類に戻れぬものか」など、はっとするような印象的なフレーズがたくさん。なにより、「東京バラード、それから」という本のタイトルがとても好き。

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