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ISBN 10 : 4480437924
Content Description
「私は不良少年だった。」―1937(昭和12)年、15歳で留学したアメリカで、新しい哲学運動と出会い、1942(昭和17)年、敵性国人の無政府主義者の疑いで逮捕され、交換船で帰国。バタビアで軍属として戦争を体験。戦後の「思想の科学」「べ平連」での活動、読書の魅力、同時代の知識人について等を、対話形式で語りつくす。哲学者による思索的自伝。生誕100年記念再刊。
目次 : 1 アメリカ哲学と出会う/ 2 かるたの思想/ 3 記号のプラグマティズム/ 4 転向について/ 5 意志のあるところ/ 6 アナキズムは何の方法か/ 7 伝記のもつ意味/ 8 外からのまなざし/ 9 編集の役割/ 10 雑誌『思想の科学』の終わりとはじまり
【著者紹介】
鶴見俊輔 : 1922‐2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとべ平連を結成。82年、『戦時期日本の精神史』で大佛次郎賞受賞。『夢野久作』で90年度、日本推理作家協会賞受賞。94年度、朝日賞受賞。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。07年、『鶴見俊輔書評集成』(全3巻)で毎日書評賞受賞。著書のほか、エッセイ、共著など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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