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ISBN 10 : 4794968442
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戦後70年。いま一度、司馬遼太郎、都留重人、開高健…13人の語り手との「歴史的対話」を読み返し、日本が辿ってきた道を見つめる。日本人の「歴史認識」の原点を問い直し、未来につなぐ。
目次 : 1 憲法(ルーズヴェルトのことば―都留重人/ 「日本国憲法」のミステリー―古関彰一 河合隼雄)/ 2 戦争(強姦について―富岡多惠子/ 人間が去ったあとに―粉川哲夫 福嶋行雄 マーク・ノーネス)/ 3 敗戦(八月十五日に君は何をしていたか―羽仁五郎/ 焼け跡の記憶―開高健)/ 4 戦争体験(「敗戦体験」から遺すもの―司馬遼太郎/ 「戦後」が失ったもの―吉田満)/ 5 天皇制(世界史のなかの天皇制―中沢新一)
【著者紹介】
鶴見俊輔 : 1922年東京生まれ。哲学者。十五歳で渡米、ハーヴァード大学でプラグマティズムを学ぶ。アナキスト容疑で逮捕されたが、留置場で論文を書きあげ卒業。交換船で帰国、海軍バタビア在勤武官府に軍属として勤務。戦後、渡辺慧、都留重人、丸山眞男、武谷三男、武田清子、鶴見和子と『思想の科学』を創刊。アメリカ哲学の紹介や大衆文化研究などのサークル活動を行う。京都大学、東京工業大学、同志社大学で教鞭をとる。60年安保改定に反対、市民グループ「声なき声の会」をつくる。65年、ベ平連に参加。アメリカの脱走兵を支援する運動に加わる。70年、警官隊導入に反対して同志社大学教授を辞任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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