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リリイ・シュシュのすべて

Shunji Iwai

User Review :5.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048733311
ISBN 10 : 4048733311
Format
Books
Release Date
August/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

映像作家・岩井俊二がネット上で発表し、初日動員3万件を記録した、映画「リリイ・シュシュのすべて」の核となる小説。映画公開は9月下旬。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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読み終わった後、なんとなく不安な気持ちに...

投稿日:2005/02/10 (木)

読み終わった後、なんとなく不安な気持ちになりました。なのに凄く凄く凄くよかったです。悲しくて不安で、でも美しくて…何ともいえない感情が込み上げてきました。こんな気分になるのは初めてです。気持ちのいいような悪いような。「沈黙の木」さんがこんなにも体の中に依存しているのは何故だろうと書いていますが、私もそうです。本当に不思議です とにかくすばらしかったです

レイ さん |   | 不明

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評価をつけるのが怖い あまりにもリアルで...

投稿日:2003/07/01 (火)

評価をつけるのが怖い あまりにもリアルで今にも自分も引き込まれそうだった まるで自分もこの本の中に存在してるようで自分もエーテルを感じてるようで すぐにでもパソコンのキーボードを叩きそうになった 面白いんじゃない、楽しいわけでもない。でもこんなに体の中に依存しているのはなぜだろう?

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 不純

    掲示板のスタイルでやり取りされる掛け合いが、リアルで痛く哀しい。映画を見てから読んだのですが、また違う印象を受けました。前半の、個人を攻撃したり、恋愛沙汰になったりのところを読み、ネットでの付き合いというものを深く考えたくなる。そして顔が見えないのに傷つけ合う仮想の世界と、顔が見え直接会ってるのに傷つけ合う人間の醜さ。そして中学生という心の不安定さ。映画で見た世界観は美しかったけど、人間の醜さと怖さ。それを文字にして叩き付けられた。リリィだけが、救い。届かない祈り。読んだ後に傷だけが残る、そんな小説。

  • ゲシャン

    掲示板形式で物語が進むという展開は今まで読んだことがなかったので新鮮でした。題名としては「リリィ・シュシュのすべて」というより「リリィ・シュシュがすべて」と言った感じがしないでもない。前半部分は掲示板らしくいろんな人達が無秩序にコメントしていく感じがらしいなと思えたんだけど、後半部分は犯人の独白だけで、掲示板形式の意味ってないんじゃないかと思えた。まあ、独白が2ヶ月近く続けられたっていうのがリアルではあったけど。それにしても、どこまで言っても救いのない話で読んでて辛かったです

  • あずさ

    もっと若いときに読みたかったなー。殺された星野=青猫で、サティ(蓮見)が犯人で同級生だったとは…すごい構成でした。最初は仲が良かった星野が何かに憑りつかれた様に狂っていって、久野を暴行して自殺までさせて、ここまで残酷になれるものか、とぞっとした。

  • やさぐれ

    全編通してインタネット掲示板のような横書き仕様。 また序盤は様々な人が入り乱れており物語に入り込まないと理解しづらい印象。 後半からは一人の視点に固定され、その人物の過去などを追っていく。 映画化もされているらしく、私は視聴していないがこれが映像になってどう変化したのだろうと興味が湧いた。

  • いむた

    救いがない。読み終わって心に残るモヤモヤ。暗くなる

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