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共謀捜査 集英社文庫

Shunichi Douba

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087441864
ISBN 10 : 4087441865
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

リヨンで永井が誘拐され同僚の保井刑事が捜査を開始。一方、東京で神谷刑事たちに密命が下り……。特命捜査チームが暴く驚愕の真相!

【著者略歴】
堂場 瞬一(ドウバ シュンイチ)
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。警察小説を数多く手がけ、「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「アナザーフェイス」など次々と人気シリーズを送り出している。


【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年茨城県生まれ。青山学院大学卒業。会社勤務のかたわら執筆した「8年」で第13回小説すばる新人賞受賞。スポーツ青春小説、警察小説の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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捜査シリーズ第6弾。お馴染みの6人が活躍...

投稿日:2021/04/22 (木)

捜査シリーズ第6弾。お馴染みの6人が活躍するシリーズもの。今回はその中の一人永井が拉致される事件が、日本ではある元警察官が殺害される事件が発生するのだが、遠く離れたこの2つの事件が後々互いに関連していることが分かるのである。警察官の裏事情や都道府県警察との縄張り争いなど、実際に存在しているであろう事柄も交えながら、物語が進んでいくので時間も忘れて読んでしまう。あとがきを読むと、捜査シリーズはこの著作で終わりなようなので、少々ガッカリである。この6人の今後の活躍をまた読みたいものである私

たまちゃん さん | 奈良県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    大好きなシリーズ(もとい「スピンオフ」←笑)が終わってしまった。順にメンバーの活躍を読んで、ラストを飾るは指揮官の永井(と凛ちゃん)。舞台も大盤振る舞い、インターポールのあるフランス・リヨンからスイスのジュネーブまで。インターポールに出向していた永井が白昼堂々と拉致された!犯人グループは、過去に対峙したことのある宿敵ロシアンマフィア集団なのか?いったん手に取ったら本を閉じるのが難しいほどのリーダビリティ。この「チーム」に、またどこかで会えるとこを祈りつつ。著者自らのあとがきも、ファン必読。

  • 旅するランナー

    検証捜査シリーズ(作者はシリーズではなくスピンオフだと言ってます)。前作「凍結捜査」の終わり方から、もしかしたらと思っていたフランス・リヨンから物語が始まります。東京と大阪で起こる事件が関わっているのか? メンバー勢揃いでジワジワ謎を解いていきます。"せどり"が「ビブリア古書堂の事件手帖」とは違う形で出てきます。ふーん、そうなのか(゜-゜)。最後はスイスが舞台となり、エンタメ刑事小説として、とっも楽しめます。読者も騙される、ふーんな展開です(゜.゜)。

  • いつでも母さん

    「絶対にシリーズではない。」と堂場さんご本人が仰っている。『検証捜査』のスピンオフ作品を締める本作はスケールの大きな話だった。とは言え、ロシアマフィア絡みの前作『凍結捜査』から繋がっている。文庫で500 頁超はちょっと長いと感じていたが(特にカタカナの名前が入ると途端に読むペースが落ちる私)それも堂場さんの美学故と、あとがきで色々納得してしまった。ここの彼らとはきっと新しい作品でまた会えるのだろうと思うとそれはそれで楽しみでもある。

  • KAZOO

    このシリーズもこの第6冊目で終了ということなのですか?警察官僚がフランスのICPOに出向中に拉致されます。身代金ということで要求されるのですが、そこでさらに拉致された上司や元のチームなどが集まって解決していきます。最後の最後で計画などが明かされますが敵の敵は味方のような感じでした。チームメンバーの考え方がそれぞれなのも現実に近いような感じです。

  • あすなろ@no book, no life.

    これは完全にファンサービスの一冊といっても過言ではない捜査シリーズの最終巻。堂場氏には珍しいあとがきで書かれているように、氏ご本人はそれぞれ全てスピンオフという位置付けではあろうが。オールキャスト集結・出演により過去の事件も掘り起こし、そして遂には凛がいるスイスにまでオールキャストで。おっと、警察OBとなってしまった島村だけは行けないか。読み続けてきた僕には楽しい一冊であった。最後ですが、堂場先生、神谷と凛の顛末ラストは描いて欲しかったなぁ。

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