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世界美術大全集 西洋編第24巻

Shuji Takashina

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096010242
ISBN 10 : 4096010243
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    巻頭を飾るのはギュスターヴ・モロー。名高い「出現」をはじめ、いずれもが東洋的な異国趣味と退廃の香りも高く世紀末の気配を前面に漂わせる。フランドルを代表するのはアンソール。オーストリアのユーゲントシュティールからはクリムト。北欧にはムンクがいる。こうして見ると随分と多彩である。しかも、それぞれが思う存分に個性を発揮している。そういう時代なのだろう。これらの画家の絵の中で一番たくさん見たのはクリムト。ウィーンのベルヴェデーレ宮で一日たっぷりと堪能した。エゴン・シーレもココシュカもあった。

  • KAZOO

    世紀末芸術ということでやはりフランスの象徴主義絵画で、ギュスターブ・モローやオディロン・ルドン、ロートレックなどの絵画が紹介されています。またベルギーのクノップフアンソール、ドイツのベックリーン、ウィーンのクリムト、イタリアのセガンティーニ、北欧のムンクなどやはりどこかで見た絵画が多くなっています。楽しめます。

  • 毒兎真暗ミサ【副長】

    19世紀末からの美術「世紀末芸術」はフランス薔薇十字展から。モローの絵からもわかるように【女性の美しさ】を様々な画家が「新しい象徴」として印象付ける。パリの都市計画ではモネ。中でもムーラン・ルージュを様々な画家が描く。宗教画ではルドンが一際輝きセガンティーニの静謐さが乾いた嘆きのようだ。オフェーリア、サロメの存在が女性の奥底の狂いを咲かす。代表はクルムトだろうか。暗い時代に女性たちが快活とする新しい時代の幕開け。エッフェル塔の緻密なアーチもまた女性なのかもしれない。芸術はいつも暗喩的テーゼを掲げている。

  • 明智紫苑

    私は何年か前に、札幌の芸術の森美術館でクリムトの「パラス・アテナ」の実物を観た。外はムチャクチャ暑かったのに、アテナは青白い肌。ニケの足元の青い炎(オーラ?)は、実物を見て初めて気づいた。帰りは暑さで行き倒れになりそうで恐ろしかった。そんなアテナも収録されています。

  • へんかんへん

    レヴィ・デュルメール、ロートレック、ミュシャ、クノップフ、レオン・フレデリック、アルノルド・ベックリーン、ホードラー、ムンク、ヤツェクマルチェフスキー、ミハエル・ウルーベリ、この辺が一番好き

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