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ISBN 10 : 4480092382
Content Description
「プラハの春」を弾圧するためにソ連軍戦車がチェコの首都に侵入した1968年の事件についての鮮やかな論評「言葉と戦車」を中心に、1946年の「天皇制を論ず」から2005年の「60年前東京の夜」まで、著者が何を考えつづけてきたかを俯瞰できる27の論稿群を集成。たんなる学究の徒の貌ではなく、現実の政治と社会に対する透徹した思考と強靱な思想が屹立する。全篇発表時の初出より収録。
目次 : 天皇制を論ず/ 逃避的文学を去れ/ 知識人の任務/ 日本文化の雑種性/ 雑種的日本文化の課題/ 天皇制と日本人の意識/ 西欧の知識人と日本の知識人/ 戦争と知識人/ 日本の新聞/ 安保条約と知識人/ 言葉と戦車/ ベトナム 戦争と平和/ わが思索わが風土/ 危機の言語学的解決について/ 軍国主義反対再び/ 遠くて近きもの・地獄/ 教科書検閲の病理/ 『加藤道夫全集1』読後/ 「過去の克服」覚書/ 再説九条/ 戦後五十年決議/ 原爆五十年/ 「心ならずも」心理について/ サラエヴォと南京/ また9条/ 60年前の夜
【著者紹介】
加藤周一 : 1919‐2008年。東京生まれ。東京大学医学部卒。早くからヨーロッパ文学や日本の古典文学を読む。戦後、多彩な執筆活動を展開。中村真一郎・福永武彦と『一九四六・文学的考察』『マチネ・ポエティック詩集』などを刊行。つねに広い視野に立って、文明批評を展開。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学をはじめ、ドイツ、イギリス、アメリカ、スイス、イタリアの大学や、上智大学、立命館大学などで教鞭をとる。2004年、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yumiha
読了日:2017/06/22
まると
読了日:2022/05/12
1.3manen
読了日:2014/01/06
シンドバッド
読了日:2016/08/03
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