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ハッピ-エンドにさよならを

Shougo Utano

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043595075
ISBN 10 : 4043595077
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

夏休みのたびに私は母の実家がある田舎へ行った。新鮮な山海の料理に、いとこたちとの交流。楽しい夏の日々だ。あの部屋にさえ入らなければ…。(「死面」)理恵が合コンで出会い、付き合ったのは、容姿はよいがかなり内気な男。次第に薄気味悪い行動を取り始め、理恵は別れようとするのだが…(「殺人休暇」)。平凡な日常の向かう先が、“シアワセ”とは限らない。ミステリの偉才が紡ぎだす、小説的な企みに満ちた驚愕の結末。

【著者紹介】
歌野晶午 : 1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第1位に選ばれ、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞し、ベストセラーとなる。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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タイトル通り、バッドエンドというか後味が...

投稿日:2021/07/11 (日)

タイトル通り、バッドエンドというか後味が悪いイヤミス系を集めた短編集です。個人的には歌野氏の作品は長編よりも短編集派なのでいい作品だと思います。

sissy さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やっさん

    ★★★★ 表題どおりバッドエンド≠揃えた短篇集。3〜4頁で終わる作品もあり、ミステリの名手の意外な一面を見ることができた。特異な設定に引き込む文才は、どこか星新一さんを感じる。

  • takaC

    世間ではバッドエンドも根強い需要があるからな。かく言う自分も巧いバッドエンドは好き。

  • 勇波

    歌野作品は大好きな作品がとっても多いけど、肩透かしを喰らう作品も少なからずあると思います。今作は短編集なので軽い気持ちで手に取ったのですが、良い意味で裏切られました。音楽アルバムで言えば「捨て曲なし」と言ったところでしょうか。。各物語から繰り出されるジャブにいちいちダウンを奪われ続けるって感じです。(←わかりにくい…)ともかく超オススメ短編集であることは間違いありませぬ★

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    短編集。小説なんだからハッピーエンドの方がいいんだけど、イヤミスとして楽しめた。

  • Yukari

    タイトル通りハッピーエンドは全くなかった。タイトルだけ見て勝手に感動系の話かな?って思い込んでたのでビックリした。短編集でしたが、どれもこれも中々なバッドエンドでした。ホラーっぽい話もあって中々面白かったです。日常にありそうな話もたくさんありました。

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