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鬼平犯科帳 決定版 五 文春文庫

Shotaro Ikenami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167907969
ISBN 10 : 4167907968
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

妻を亡くし、隠居の身であった平蔵の従兄・三沢仙右衛門が突如、茶屋女を「嫁にもらいたい」と言い出した。老父の情熱をもてあました長男に頼まれ、平蔵はその女に会いに行く(「山吹屋お勝」)。後年、著者自身が鬼平ベスト5に選んだ本作ほか、「深川・千鳥橋」「乞食坊主」「女賊」「おしゃべり源八」「兇賊」「鈍牛」の全七篇を収録。

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この巻では、鬼平とはいうもののかなり情があるところを見せつけたり、またむかしの剣術仲間が乞食坊主のような感じで出てきたりして交流を深めたりします。「凶賊」では鬼平が危機に陥りますが何とか切り抜けて逆に江戸の地を離れたところで賊を切り捨ててしまい、悪には容赦ないところを見せつけます。また部下が手柄を上げようと犯人を仕立て上げようとしたことに対しても厳しい対応を行います。

  • 金吾

    ○悪人に厳しく、見込みのある者には情理を尽くす鬼平が活躍しています。パターン化してきている部分もありますが、それがまたいい感じです。「女賊」「兇賊」「鈍牛」が良かったです。

  • 優希

    鬼平が様々な窮地に立たされます。とはいえ、鬼平の懐の深さを感じさせる空気は多々ありました。

  • 金吾

    ○鬼平の人間力が溢れている「鈍牛」「兇賊」が大好きな作品です。「山崎屋お勝」は少し微笑んでしまいます。

  • 金吾

    ○この巻では鬼平の清い人への思い入れが伝わる「鈍牛」が大好きです。また人情溢れる「兇賊」も好きです。

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