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鬼平梅安江戸暮らし 集英社文庫

Shotaro Ikenami

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087457575
ISBN 10 : 4087457575
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan

Content Description

握り鮨の起源、昔の船宿、大石内蔵助の好物の牛肉、お女郎に教わった朝飯、鯉料理など。時代小説の人気キャラクター達が生きる江戸の風物や食文化が鮮やかに蘇る。食通作家の粋なエッセイ集。

目次 : 1章 鬼平の花見(散歩/ “鬼平”の花見/ 余裕ある時代の風俗 ほか)/ 2章 江戸の味(“江戸前”ということばの本来は…/ 上へ行くほど食べものはひどかった…/ 江戸名亭“八百善”のこと ほか)/ 3章 梅安の暮らし(梅安の暮らしぶり/ 江戸の医者/ 江戸っ子と金 ほか)

【著者紹介】
池波正太郎 : 1923年1月25日東京生まれ。戦後都庁勤務の傍ら長谷川伸氏に師事して戯曲、小説を発表。60年『錯乱』で直木賞受賞。77年には第11回吉川英治文学賞を受賞。代表作「鬼平犯科帳」「剣客商売」ほか。90年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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今の東京東部が舞台になると思うが、少しは...

投稿日:2021/04/09 (金)

今の東京東部が舞台になると思うが、少しは名残を残しているところもある。本書を読んでから出かけてみると、街歩きも一層楽しくなる。

やすじい さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    鬼平の花見と江戸の味と梅安の暮らしという3つの章立てで出来上がっています。主に食べもの関連の話が多く、正太郎さんのず必で読んだかなあと感じるものもあったりしました。ただ私は何度読んでも面白く、鬼平と梅安はやはり何度読んでも飽きがこないのと同じです。でも当時の話は遠くなりにけり、で懐かしい感じがします。

  • ポチ

    大切な友から頂いた一冊。鬼平や梅安の居た江戸の街を、昭和の良き時代の住人、池波さんと一緒に散歩しているようでした。腹が空いたら蕎麦を食べ、大川に浮かぶ舟行燈をつけた小舟を眺める。いいなぁ〜!粋な池波さんのエッセイです。

  • saga

    著者没後に編集された、聞き書きも含めたエッセイ集。それもあってか、先日読了した『散歩のとき何か食べたくなって』と重複する話もあった。若くして劇作家となった池波さんだが、『鬼平』はあまりに若い時分には書くものではないという考えには感心した。鬼平梅安に共通し、池波さんのこだわりを感じたのは、やはり食文化だ。江戸のころは旬の食材を使うことが当たり前。食べ物を小説の中に描くことで、季節を感じさせる。しかし、現代では食材で季節感が伝えられないようになっているのだ。

  • 酔拳2

    この本のタイトル最高じゃないっすか⁈休みの日は撮りためた鬼平か、剣客商売(あと御家人斬九郎)を見ながら、昼間からぬる燗で一杯やってる俺としてはなかなかにいい本だった。池波正太郎先生のエッセイ。時代考証をしつつ、本編に料理の話を差し込む、池波先生ならではのお小言。読んでるとまた酒飲みたくなっちゃうんだよね。また語り口調なのがいい。直に先生の話を聞いているような気分になれる。花見とか女郎とかお銚子と徳利の違いとか。

  • なななな

    読みやすいエッセイです。禅関連のエッセイや茶道の本とも通じるところがあり、「なんか読書って確かに年をとるとまた楽しみが増えてくるものなのね」とうれしくなりました。

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