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江戸前通の歳時記 集英社文庫

Shotaro Ikenami

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087455571
ISBN 10 : 4087455572
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan

Content Description

成熟は舌とともにあると考える池波流“通”の嗜み。下町生まれの作家が、人生の折々に出会った忘れられない味。東京に残る“江戸前”を味わう暮らし。本物の食通による名エッセイ集。(挿絵/矢吹申彦)



【著者紹介】
池波正太郎 : 1923年1月25日東京生まれ。戦後都庁勤務の傍ら長谷川伸氏に師事して戯曲、小説を発表。60年『錯乱』で直木賞受賞。77年には第11回吉川英治文学賞を受賞。90年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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食通の池波さんが堪能できる一冊!食べるこ...

投稿日:2021/04/09 (金)

食通の池波さんが堪能できる一冊!食べることが楽しくなる!こういう生き方ができれば良いのだけどね、なかなかそうはいきません。

やすじい さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゴンゾウ@新潮部

    久しぶりに池波さんのエッセイを読んだ。一部既読のエッセイもあったが食に対して真摯に向き合う姿勢に共感した。昭和の男の茶目っ気たっぷりのダンディズムを感じます。

  • honyomuhito

    メシテロみたいな池波正太郎の酒肴エッセイ選集。美味しそうなものしか出てこない。鯛の刺身をやるときは生醤油へ良い酒を少し落し、濃く入れた熱い煎茶に塩をひとつまみ入れて吸い物がわりにして御飯。春先には蛤にウドをあしらった塩味の吸い物。時は刻々と移い変わっていく。人は生まれながらに死に向かいつつ、生きていくために食べなければならないという矛盾を抱えている以上、せめてうまく(旨く)死にたいということですよね池波先生!https://chirakattahondana.com/江戸前-通の歳時記/

  • ちゃとら

    お腹が空いてくる、シンプルだけどとても美味しそうな本でした。池波正太郎さんの多くの作品はテレビで拝見して本を読んだのは初でした。食通だとは知っていたけれど(曽祖母が亡くなった時、貯めていた貰った駄賃で、上野松坂屋にビーフステーキを食べに行った。)凄い子供😱通の食べ方で、作り手の食べて欲しいタイミングを描いてましたが、カウンター席で、握り鮨を乾かしながらスマホいじってる人を見ると、なんだかな〜と思います😅💦

  • k5

    江戸力強化月間A。読んでいる間じゅう生唾が止まらない圧倒的な筆力です。正直、小説よりも面白かったかも。池波正太郎が小学校を出てすぐに株式仲買人のところで働きはじめたのは有名な話ですが、その年齢で金を惜しまず銀座でうまいものを食べようというセンスがかっこいい。また、お母さんやお祖父さんのエピソードもしみじみいいです。

  • くぅ

    出産後の一冊目。これしきの厚さの文庫になんと20日くらいも費やした(笑)でも、美味しい話と古きよき時代の話が盛りだくさんで忙しい日々の中、気が休まりほっこりとした気持ちになれた。そんな貴重な時間を20日かけて満喫したと考えよう♪過去のエッセイから文字通り美味しいところを切りとった一冊。久々に深川・門仲あたりに繰り出して深川飯が食べたくなっちゃった。あとはやっぱり小鍋だてと湯豆腐に冷奴。高級食材を惜しげなく盛りだくさんにしたメニューより、旬の食材を素材の味をいかして頂くのが贅沢だと感じた。

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