SACD Import

[USED:Cond.A] Sym.11: Bychkov / Cologne Rso

Shostakovich, Dmitri (1906-1975)

User Review :5.0
(3)

Used Details

Artwork
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Other Condition
:
SACD(ハイブリッド),ライナーツメ痕あり
:
HMV record shop online

Item Details

Genre
Catalogue Number
AV2062
Label
Format
SACD
Other
:
Import

Product Description

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ビシュコフ/ショスタコーヴィチ第11番(SACD)

ビシュコフ&ケルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチ第3弾。ビシュコフは以前この曲をBPOと録音していましたが、シリーズがいずれも好評なケルン放送響との再録音は大きな期待を抱かせてくれます。
 1905年に起きた帝政ロシアによる民衆弾圧、「血の日曜日」事件を描いたとされる交響曲第11番は、以前には「当時のソ連共産党を礼賛する作品」との見方をされたこともありましたが、作曲を決意した真の動機はその前年、1956年にソ連軍がハンガリーの民主化運動を武力鎮圧した「ハンガリー事件」への非難だったとも言われており、とりわけ「警鐘」と名付けられた終楽章におけるテューブラ・ベルの乱打など、強烈なサウンドの印象も忘れ難く、近年は人気も急上昇、レコーディングも増加の一途を辿っています。
 ビシュコフもこれが2度目のレコーディングで、ダイナミックな持ち味が生きる得意レパートリーだけに大注目です。
 先のブラームス全集に続いて、SACDハイブリッドでの発売であることも見逃せないところです。

ショスタコーヴィチ:
・交響曲第11番ト短調 op.103『1905年』

 ケルン放送交響楽団
 セミヨン・ビシュコフ(指揮)

 SACD-Hybrid
 Stereo/Multi-channel

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ビシュコフのショスタコーヴィチは、力強い...

投稿日:2010/09/05 (日)

ビシュコフのショスタコーヴィチは、力強い、鮮烈なサウンドを聴かせてくれます。11番「1905年」は私の大好きな曲です。ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルとネーメ・ヤルヴィ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管が2大ベスト盤だと思っていましたが、これは上記の2つに匹敵する名演です。第2楽章は虐殺の部分ばかりが強調されがちですが、この盤は2楽章冒頭から激しい。弦楽器の音の堅さは充分です。虐殺の部分を強調するのではなく、そこへたどり着くまでが綿密に計算されています。虐殺の後の静寂に包まれた宮廷前広場に鳴り響くチェレスタの音を生かす指揮。また、第3楽章も素晴らしい。この楽章の美しさと激しさを見事に描ききっています。第4楽章へと少しずつ、確実に導いていきます。この楽章がこんなに感動的だと思ったのは初めてです。そして第4楽章。テンポ設定が絶妙。このオケは金管のダイナミクスが広く、ボリュームある演奏になっています。そして何よりラストが良かった。ビシュコフはやはり激しい曲をやらせたら一番の指揮者の一人だと思います。

うるさい中学生 さん | 山形県 | 不明

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ショスタコーヴィチの第11は、傑作が多い...

投稿日:2009/08/13 (木)

ショスタコーヴィチの第11は、傑作が多い彼の交響曲の中では、決して上位に置かれる曲ではなく、一般の人気もさほど高くはない。それに合わせるかのように、同曲の名演も、これまでほとんど生まれていないように思われる。その中で、私は、このビシュコフ盤を今回はじめて聴いたが、大変な感動を味わった。というか、私としては、第11という曲の持つ魅力を堪能できたのははじめの経験である。第1楽章の王宮広場での静寂を経て、第2楽章の血の日曜日事件をこれほどまでに劇的に表現した例があったであろうか。第3楽章の追憶を経て、第4楽章が実際に警鐘に聴こえるのには恐れ入った。ビシュコフの圧倒的な統率力と演出巧者ぶりには大変驚かされたところであり、特に、SACDマルチチャンネルで聴くと、特に第2楽章など、あまりのド迫力にぶっ飛ばされそうになる。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ビショコフは、マーラーでは必ずしも成功し...

投稿日:2006/07/09 (日)

ビショコフは、マーラーでは必ずしも成功していたとは言いがたかったが、ショスタコーヴィチは素晴らしい!。鮮烈なリズム感と熱いテンションのもと、洗練された演奏を繰り広げている。そこには、ロシア的な荒々しさは無く、あくまで純音楽的なセンスがきらめいている。とても魅力的である!。ヤンソンスのアプローチの仕方とやや似ているが、ピショコフにはどこかしら品格が感じられる。稀な演奏と思う。彼には是非、ショスタコの全集完成に取り組んでもらいたい。

カメトミー さん | 茨城県 守谷市 | 不明

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