Books

「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

Shoji Kokami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005008933
ISBN 10 : 4005008933
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

どうしてこんなに周りの目が気になるの?どうしてこんなに先輩に従わないといけないの?どうしてこんなにラインやメールが気になるの?それはあなたが弱いからではなく、すべて理由がある。そのヒミツを知れば、あなたはうんと生きやすくなる。

目次 : なぜ先輩に従わなければいけないの?/ どうして、人の頼みを断れないのだろう?/ 「世間」と「社会」/ 「世間」の始まり/ 「世間」を壊そうとする人達/ 根強く残る「世間」/ 「世間」は中途半端に壊れている/ 外国には「世間」はない/ 人の頼みを断るのがつらいヒミツ/ もし人から頼まれたら/ 敵を知るということ/ 「空気」ということ/ 「世間」のルール1 年上がえらい/ 「世間」のルール2 「同じ時間を生きる」ことが大切/ 「世間」のルール3 贈り物が大切/ 「世間」のルール4 仲間外れを作る/ 「世間」のルール5 ミステリアス/ 「世間」はなかなか変わらない/ 5つのルールと戦い方/ 強力な「世間」との戦い方/ 同調圧力/ 自分を大切に思うこと/ 仲間外れを恐れない/ たったひとつの「世間」ではなく/ 私を支えるもの/ スマホの時代に

【著者紹介】
鴻上尚史 : 作家・演出家。1958年愛媛県生まれ。1981年に劇団「第三舞台」を結成。2008年に「虚構の劇団」を旗揚げする。現在は、プロデュースユニット「KOKAMI@network」と、「虚構の劇団」を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • へくとぱすかる

    「生き苦しさ」とは絶妙。日本の「世間」「同調圧力」の問題をズバリと言い当てている。いじめの問題が生まれる原因も、書かれた通りだと思う。ネット上のトラブルも、相当な部分「世間」と「社会」の混同から生じるのだろう。理不尽なことがらに「しょうがない」から従ってしまうのではなく、勇気をもって立ち向かっていくべきだろう。「世間」という強敵に立ち向かう方法についても、教えてくれている。大切なのは、ひとりひとりが自覚をもつこと。それがやがては「世間」や「社会」を変えていき、日本の「生き苦しさ」を消せる希望が見えてくる。

  • KAZOO

    テレビを基本的には見ない私がよく見るものとして鴻上さんが司会をされている「cool Japan」を見ることがあります。ここに出てくる人々は外人がどのように日本を見ているかということで、そこからこのような本が生まれたのではないかと感じました。もうすでに山本七平さんが昔から言われていることではあるのですが日本人の考え方を海外の人々と比較してKYや忖度しすぎているそこの縛りから抜け出しなさいよと言われています。まさにその通りだという感を強くしました。若い時からこのような考えをしてもらいたいですね。

  • けんとまん1007

    日本独特の世間と世界共通の社会。ここを認識できるだけで、随分違う。自分自身がそうだが、弱い世間も含め、複数の世間を持つことが大事。

  • seacalf

    鴻上さんならではの視点「世間」と「社会」の違いの説明はすごくわかりやすい。盲点だったが、今までの自分の行動を振り返ってみてストンストンと腑に落ちる。「世間」から派生した「空気」の説明にも納得。しかし、事ある毎に日本と欧米を比較するのには、いささか閉口。ちょっと反論してみたくもなる。とはいえ、悩める立場の人達を応援しようという趣旨なのだから、言うだけ野暮。ただ本当に悩んでる人達に、この理論武装だけで何とかなるのだろうか。感想を寄せてる人が自分も含めて圧倒的に大人の方が多いのもちょっと引っかかるところ。

  • ちゃちゃ

    生き苦しさを抱えた若者への生き方指南書。簡潔ながら説得力ある筆致で、日本人の生きづらさは文化なのだと説く。「世間」や「空気」という実体のないモンスターと距離を置き、少しでも楽に生きてゆくための提言。それは相対的で多様な視点や価値観を身につけて「世間」と闘うための方法でもある。苦しむ人に寄り添う鴻上氏の柔らかい言葉が温かい。「イヤ」と言えない自分の弱さを責める子どもたち。わかるなぁと頷きつつ祈る。どうか誰もが「かけがえのない私」として尊重され、「みんな」という同調圧力の呪縛から少しでも解放されますように。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items