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おわらの恋風 胡弓の謎を追って

Shoichiro Yokota

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860850715
ISBN 10 : 4860850718
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan

Content Description

風の盆、越中おわら節の胡弓。その音色に惹かれて、謎を訪ねる旅は始まった…。みなもとは、遠く時空を超えて、戦国時代の琉球、日本から、中国、中世ヨーロッパに辿り着く。楽器から見る東西文化交流史。

【著者紹介】
横田庄一郎 : 1947年生まれ。評論家。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。著書に『キリシタンと西洋音楽』(ミュージック・ペンクラブ賞受賞、朔北社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    胡弓は中国の楽器ではない。日本の楽器だが、その形には驚く。小型の三味線にチェロの脚? が付き、何と、弓で弾くのである。富山県・越中八尾の風の盆、越中おわら節の楽器として知られているものの、一般にはマイナーな存在。この不思議な楽器がどこから来たのか、琉球・中国・中世ヨーロッパを視野に入れて、論考は一気にグローバル、かつヒストリカルに展開する。いわゆる「純邦楽」が実は……という、すごくラジカルな結論さえ出てきてしまうのである。読んだ後は、長い大旅行をした気分。いつの日にか、本当に風の盆を鑑賞したいと思った。

  • Kanako Kawamura

    子どもの頃から、音色を聞いたこともないくせにロマンを感じていた胡弓。メジャーじゃないものが好きっていう性格は筋金入りだな…。 二胡を弾き始めて、当然これが胡弓の源流だと思い込んでたけど、そうじゃないらしい。この本の説ではヴァイオリンの原型の楽器らしい。言われてみれば、南蛮文化の名残は今もたくさんあるはずなのに、なんとなくそこにルーツを求めるのはタブーになってる気がする。歴史は勝者が作るもの。 いつか胡弓も弾いてみたいなぁ。

  • 長老みさわ/dutch

    越中八尾で演奏される日本の「胡弓」。しかし巷で流行しているのは中国の「胡弓」はたしてこの二つの胡弓の関係はどうなっているのか?胡弓の日本伝来のルーツを探り、琉球・堺・薩摩そして中国、ポルトガル・・・主に文献と現地フィールドワークによって胡弓と三味線のルーツを探る。

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