Books

それでも前を向く(仮)

Shizuka Ijuin

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062192835
ISBN 10 : 4062192837
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan

Content Description

悩み、迷い、立ち尽くす―それでも前へ進むための、すべての大人たち必読の一冊。

目次 : 第1部 車窓にうつる記憶(「春になればね…」/ クマの昼寝/ 雨の紫陽花/ 光に抱かれて/ 花火に祈る ほか)/ 第2部 それでも前へ進む(2011年3月11日後の風景/ 人生は哀しみに満ちている/ 孤独だけが自分が何者であるかを教える/ ここまでやってきた、これからもできる)

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、1981年「皐月」で作家デビュー。1991年『乳房』で吉川英治文学新人賞、1992年『受け月』で直木賞、1994年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
伊集院静氏の古くからの愛読者です。ボリュ...

投稿日:2014/12/17 (水)

伊集院静氏の古くからの愛読者です。ボリュームは少ないですが、内容濃く、氏のエッセイは哀しくもやさしさに満ちています。しっとりとした大人のためのエッセイ集だと思います。

ゼンチャン さん | 千葉県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • lonesome

    人は、大切な人や大切なものを失って初めて本当の意味で人生とはどういうものかを学んでいくのだろう。だけども、人の悲しみや哀しみはその人のもので、そのかなしみを想像することは出来ても代わってあげることは出来ないと思う。例えば自分は火事で家が全焼して思い出の物などすべて失ってしまったけれど、だからと言って同じ境遇の人の喪失感はまったく同じだとは言えないだろう。だから、簡単にわかるとは言えなくとも、伊集院さんが言うように見守っているよという気持ちがありがたいと感じたし、自分もそうでありたいと思う。

  • tu-bo@散歩カメラ修行中

    伊集院静のエッセイである。このエッセイを読んでいると彼の文体の簡潔さと胸に迫る力を感じる。連載した雑誌の性質から、旅、別れ、出会いが、キーワードになっている。所々に人生をいきる要諦となる短い文章がちりばめられている。☆四つ 再読必至。<(_ _)>

  • starbro

    今回は毒の部分がない、家族・地域を中心とした温かいエッセイ。文字のフォントも大きく挿絵もあり非常に読みやすいですが、このボリュームからすると税込約1,300円は高い気がします。(図書館で借りて読んでいるので大変恐縮ですが・・・)

  • りんだりん

    「心の温度が高まらなければ人は泣けないものだ」誰よりも多くの出会いと別れを経験した著者だからこそ響くものがある数々のメッセージ。人はなぜ生きるのか、哀しみとどう向き合うのか、迷い悩んだときに支えてくれる言葉がたくさんある。六人の作家の追悼エッセイからは著者のおおらかで温かい優しさと、しっかり生きることへの厳しさが垣間見れる。折に触れて読み返したくなる良書。★3

  • 犬こ

    季節の移り変わりを美しい文章で表現したエッセイ。3. 11の時に書かれたものもあり、このタイトルになったのでしょうね。人の死を想い、東北の自然の美しさを綴り、自然を慈しむ、伊集院静の秀逸な文章を味わえます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items