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好きになってしまいました。 だいわ文庫

Shiwon Miura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479321170
ISBN 10 : 4479321179
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

人気作家のベスト&ロングセラーエッセイ集、待望の文庫化!
ミウラシヲンが描く、おおむね幸福な日常とは?
期待値を余裕で超えてくる面白さ! 電車のなかでは読まないでください!?

靴とネイルと観葉植物に愛を注ぐもオシャレな部屋には住めない定め、旅先ではなぜかかならず脱力事件勃発、本を開けば文豪のツンデレな振る舞いに心奪われ──
きらめきがまぶしすぎて直視できない日もあるけれど、それでもわが心を打ちぬく「キュン」のある毎日は、おおむね幸せです。
「文庫追記」でバージョンアップもぬかりなく、ますます面白さてんこ盛り!
読み始めたら止まらない、人気作家の愛と情熱ほとばしるエッセイ集!

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「残念すぎるお知らせだよ」と友人はため息をついた。「私たちはどう努力しても、絶対にオシャレな部屋には住めない運命ってこと?」
「つらいけど、そういうことになるね。だって、漫画や洋服がドワーッとある部屋を見ると、どんな気持ちになる?」
「『すごいなあ!』って、うきうきわくわくして、幸せを感じる」
「でしょ? それが私たちにお似合いの部屋ということだよ」
「しをんちゃん。今後も収納が多い倉庫みたいな部屋を探すから、手を貸して。収納たっぷりでさえあれば、ネズミと酸っぱいパンを分けあうような薄暗い部屋でもかまわない」
「ラジャ!」
──本文「オシャレな部屋への憧れ」より
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【著者紹介】
三浦しをん : 1976年東京都生まれ。2000年、長編小説『格闘する者に○』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、『ののはな通信』で2018年島清恋愛文学賞、2019年河合隼雄物語賞を受賞。2019年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たま

    2023年単行本2025年文庫。2012年〜2022年に書かれた随筆。4月末に奈良の啓林堂書店で買い、あちこち持ち歩いて最近読了した。途中、直木賞【候補】作家天羽カインの強烈な我欲を読んだ(村山由佳さんの『PRIZE』)ので、しをんさん(このお方は直木賞【選考委員】様)の気取らない日常や楽しい一人ボケ・ツッコミとの距離が気になる。天羽カインは創作の人物だが、しをんさんも随筆では読者が親しみやすい話題を選んでいると思う。編集者を侍らせ接待費で豪遊とか、あるのかしら。そんな話題も読んでみたくなった。

  • マッピー

    いつも通りのしをん節炸裂!と言うか、脱力…と言うか。まあ、とにかくいつも通りの自虐ネタ満載の面白エッセイでした。ただ、若いころはとにかくBUCK-TICKを追いかけていたしをんちゃんが、彼らのことに全く触れていなかったのがちょっと寂しかったな。大きな出来事があったのに。私も大概方向音痴だけど、しをんちゃんの方向音痴には負けるなあと読んでいた時に思ったのですが、具体的にどんなエピソードを読んでそう思ったのかは忘れてしまった。秒で記憶が薄れていくので…。

  • papaya

    また、読んでしまった。しをん節全開。読んでも読まなくてもよい内容なのだが、つい手に取ってしまう。著者が自分でアホエッセイと言っているのだが、その通り。ががなぜかまた手に取ってしまう。やはり文章がうまいんだろう。あと、やはりお人柄か。 若い頃と同じ量の食物を摂取していたら胃もたれを起こす。それと同様に、もう本もそんなに読める体じゃないのだと思い知るべきなのに。 ⇒なるほど、そうかも。

  • あんこ

    久しぶりにしをんさんのエッセイを買った。10年弱のあれこれが詰め込まれている。そういえばこういう語り口調だったなあと懐かしく思う。タイトルから、しをんさんのハマっているものについて怒涛の勢いで述べられるかと思っていたけど、そうではなかったところだけ少し寂しく思った。明日海さんのベルばら、懐かしい。次はぜひしをんさんの今ハマってるものについて語り尽くすようなエッセイを読みたいと思った。

  • のじ

    様々な時期のエッセイをあつめたものらしい。ご本人もおっしゃってはるけれども、いつのものでも古くもならずあたらしい?コロナ禍の時期の話もところどころ混じっていて、ああ、この頃コロナか、そんな時期もあったなあ、と思いだしたりもする。まあまあのもの、短いもの織り交ぜて収録されているので最後の方を読むと最初の方を忘れていたりする。「のっけから失礼します」同様、これもおなかいっぱいな内容。

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