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もしものせかい

Shinsuke Yoshitake

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591185223
ISBN 10 : 4591185222
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」  ヨシタケシンスケ
                                   
もしも なにかを なくしたら。
もしも もどって こないなら。

男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。
「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、
ボク、もしものせかいに行くことになりました」。

「もしものせかい」がどんなところか、
どうして「もしものせかい」に行かなくちゃいけないのか、
小さくなってしまった「いつものせかい」でどう生きていけばいいのか‥‥
ロボットは、ひとつひとつ説明しはじめます。


本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、
はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。

自身の悲しい経験により、
この物語を描かないと先に進めない――
つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、
『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。

悲しみや喪失感を忘れようとしたり、
もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、
その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは? 
そして「その先」への思いが詰まっています。

「もしものせかい」を持つすべての人へ。

【著者紹介】
ヨシタケシンスケ : 絵本作家、イラストレーター。1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常の1コマを切り取ったスケッチ集や、装画、挿絵など、幅広く活動している。MOE絵本屋さん大賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。本書二部作を、旧作だとばかり思っていたら、読み逃していた新作(但し、2020年の作品の再刊行)でした。まずは、「もしものせかい」、 誰もが1度はイメージする世界を、ヨシタケシンスケ・ワールドで構成した感じです。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008490.html

  • とよぽん

    そうね。そんなふうにこの世をとらえるのか。これはヨシタケシンスケさんの哲学を見せてくれたすごい絵本だと思う。「もしものせかい」に行ったら「いつものせかい」にはもどってこない。でも、大丈夫。場所が変わるだけのこと。少し不安な気持ちになってきたところで、ラストは包み込むような心地よさに着地。プロローグとエピローグに相当する部分の構想が素晴らしい!(哲学へのハードルを随分低くしている)

  • けんとまん1007

    もしも・・・もし、別のことを選んでいたら・・・と、思うことがないこともない。そう、そんな世界を自分の中に持つことも、とても大切だよなあ〜。

  • Roko

    もしものせかいって、あるのかな? もしも、あっちを選んでいたらという世界へ行けるとしたら、行ったほうがいいのかな、行かない方がいいのかな? あっちへ行ったとしても、そこで満足できるのかな? 元のせかいの方がマシって思うかもしれないし、もっと別のせかいに行けたらって思うかもしれない。 あの時の自分に向かって、教えてあげたいことがいっぱいある。「そっちじゃないよ」とか「黙ってちゃダメ」とかね。 でも、あの時にそうしなかったからこそ、今の自分がいるんだって思うこともある。

  • とある内科医

    図書館より。著者らしくいつもの通り、こりゃあ哲学書。

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