Product Details
ISBN 10 : 4591185222
Content Description
「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」 ヨシタケシンスケ
もしも なにかを なくしたら。
もしも もどって こないなら。
男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。
「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、
ボク、もしものせかいに行くことになりました」。
「もしものせかい」がどんなところか、
どうして「もしものせかい」に行かなくちゃいけないのか、
小さくなってしまった「いつものせかい」でどう生きていけばいいのか‥‥
ロボットは、ひとつひとつ説明しはじめます。
本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、
はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。
自身の悲しい経験により、
この物語を描かないと先に進めない――
つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、
『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。
悲しみや喪失感を忘れようとしたり、
もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、
その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは?
そして「その先」への思いが詰まっています。
「もしものせかい」を持つすべての人へ。
【著者紹介】
ヨシタケシンスケ : 絵本作家、イラストレーター。1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常の1コマを切り取ったスケッチ集や、装画、挿絵など、幅広く活動している。MOE絵本屋さん大賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
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