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ISBN 10 : 4840111308
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気鋭の社会学者・宮台真司が、映画を切り口に、現代社会の構造を解き明かす。
目次 : プロローグ:なぜ今サブカルチャー分析なのか/ 『バレット・バレエ』で塚本晋也が吐露した“断念”に自己破壊こそが自己確証をもたらすという逆説を見る/ 映画『シュリ』に、太陽政策の倫理的基盤を見出し同時にまた、日本を超えた韓国の高い民度を見る/ 映画『新しい神様』に、イデオロギーとは無関係に“スゴイもの”に感染する“恥ずかしき者”たる己を知る/ 複数の映画や小説に見出される同一のモチーフに、“社会”より“世界”に敏感であることの必要性を見る/ 映画『オール・アバウト・マイ・マザー』に単なるメロドラマを超えた二重の水準での“受容の輪”を見る/ 映画『マルコヴィッチの穴』に、“スゴイからこそダルイ”という境地を見る/ 映画『カリスマ』と『TRUTHS:A STREAM』に、“狂暴な脱社会”ではなく、“柔和な脱社会”的存在の在り方を見る/ 映画『ユリイカ』に、脱社会的存在を柔和にする、名状しがたき、“福音”としての“海”を見る/ 映画『マトリックス』と『アヴァロン』に、東浩紀の言う“不過視なもの”の概念が社会システム理論に接続する様相を見る〔ほか〕
【著者紹介】
宮台真司 : 1959年仙台生まれ、京都育ち。社会学博士。東京都立大学助教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学的視点で、事件から社会風俗までさまざまな事象を鋭角的に分析する気鋭の社会学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Creator:望月ハルヒ
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