Books

オタク的想像力のリミット 歴史・空間・交流から問う

Shinji Miyadai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480867247
ISBN 10 : 4480867244
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コスプレ、鉄道オタク、萌え、格闘ゲーム、腐女子…、変容し続ける巨大な文化現象=オタクを、第一線で活躍する日米の論者が多角的に検証。21世紀オタク論のベストセレクション!!

目次 : 今こそ、オタクを語るべき時である/ 第1部 歴史(オタク文化史論―「“秩序”の時代」から「“自己”の時代」まで/ なぜ鉄道オタクなのか―「想像力」の社会史/ 動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 ほか)/ 第2部 空間(趣都の誕生 萌える都市アキハバラ/ コミックマーケット―オタク文化の表現空間/ ネットワーク文化としてのファンダム・イン・アメリカ ほか)/ 第3部 交流(「少女文化」の中の腐女子/ コスプレイヤーの学び―文化的実践としてのコスプレはいかに達成されるか/ 格闘ゲームのオタク・コミュニティ―彼らは何を「競って」いるのか ほか)/ オタクの「出現」から三〇年で理解は進んだか?

【著者紹介】
宮台真司 : 1959年生まれ。首都大学東京都市教養学部教授。博士(社会学)。社会システム理論を専攻

辻泉 : 1976年生まれ。中央大学文学部教授。博士(社会学)。文化社会学、メディア論を専攻

岡部大介 : 1973年生まれ。東京都市大学メディア情報学部准教授。博士(学術)。認知科学を専攻

伊藤瑞子 : 1968年生まれ。カリフォルニア大学アーバイン校教授。博士(教育学、文化人類学)。文化人類学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パラ野

    日米オタク研究として面白い。アメリカのファンダムの研究では、男女比が出されているけど、日本の研究ではオタク=男となっているのか、補足のような扱いであったり、最初から女は見えていない扱いだったりする。BL研究としては、コミケのカタログ辺りが面白い。アメリカのMAD製作は、女の多さがすごい。反面、そういう明るさばかりで、同人誌的なものをやり取りするのに合言葉が必要だった時代が抜けていたりと。腐女子の自意識の研究は、話し言葉を文字に起こした部分が、これは意味の連なりである文章なのか、となってビビる。

  • はすのこ

    サブカル研究としては面白いし、核心もついている。個人的に格ゲーの部分をもう少し掘り下げてほしかった。分析が甘い。オタク文化を客観的に分析しているという意味では良書。ただ、分析者は何処か斜に構えており、サブカルコンテンツへの熱意があまり感じられない。そこが少々、残念。

  • MG

    オタク的想像力のリミットというより宮台真司の想像力のリミットを印象つける作品。子ども出来てから不調です。

  • yuya

    現実の虚構化であるナンパ系、虚構の現実化であるオタク系、これはホメオスタシスの最適化だと言える、一見相反するこれらの共通点

  • うるの

    オタクにまつわる様々な研究。オタク的アイロニズム、秋葉原の歴史、アメリカのファンサブ文化の話が面白かったです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items