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「男らしさ」の快楽 ポピュラ-文化からみたその実態

Shinji Miyadai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326653478
ISBN 10 : 4326653477
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

楽しく生きよう男たち。ポピュラー文化を対象に、複数の特徴的な事例から「男らしさ」を捉え返す。多様な生き方を見つめなおし、変化の激しいこれからの社会を生き抜くために新たな処方箋を提示する1冊。

【著者紹介】
宮台真司 : 1959年生まれ。1990年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、首都大学東京都市教養学部教授、博士(社会学)

辻泉 : 1976年生まれ。2004年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、松山大学人文学部准教授、博士(社会学)

岡井崇之 : 1974年生まれ。2005年上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、法政大学社会学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ザカマン

    なぜ男性オーディオや鉄道にハマ利やすいのかが興味深かった。 しかし、最近の若者の話ではないので全体的に話が古い

  • NICK

    ジェンダーとかフェミニズムにおいて「男らしさ」というのは女性を抑圧するものであって、ロゴス中心主義とも接続される「解体されるべきもの」だ! という印象があったのだが、ここで論じられているのはむしろ「男らしさ」の画一さではなく多様さである。このような「男性学」について初めて読んだのだが、「男らしさ」が社会的な意味を持ったロールモデルとして機能しづらくなった現代においては、衣のように着替えうるものとしての男らしさであるとか、共同体に仲間である限り引き受ける優越性なき男らしさというのはなかなか卓見だと思った

  • noko

    ファッション、格闘技、音楽、ホスト、鉄道などポピュラー文化からみた、男らしさ。オシャレをする男はファッション文化の中の1小党派と見られるようになったのは、19世紀以降の近代の慣習。近代以前は男女外見を飾る、或いは男性の方が着飾る時代も。テイラードスーツの登場で、男性は目立たない地味な服を着る道ができた。服が華美か質素かは性差で無く、身分の差に左右されてきた。日本でも公家は白粉と紅を男もさす。大名旗本は錦を含んでいた。一方庶民はたとえ裕福でも華美だと戒められ禁令も出た。日本ではスーツがユニフォーム化した。

  • Kaori Kurusu

    ジェンダーが問題になってきている昨今、いわゆる「男らしさ」とは何かということを、問い直すべき時がきている。「男らしさ」には問題も多く、特に性の不平等を作り出してきたのは、ここにも大きな要因があると考えられている。 本書の特徴は、これまでは、「男らしさ」に対してはフェミニズム、男性学を中心に批判の対象となってきたが、一方的に批判するだけでなくその肯定的な側面も捉え直している点である。

  • xxx

    「男らしさ」について肯定的に捉え直す本。昨今の、フェミニズム的見地から「男らしさ」を有害なものとして捉える本と違い「男らしさは楽しいもの」という出発点から始まっているのが面白い。(男叩きに終始する論はうんざりなので) 特にロック音楽に関する論は読みごたえがあった。ロック文化の「ジェンダーを越境する=男らしさ」という考えは逆説的に見えるが、ならばその男らしさは女性も持つことができるのである。今日の女性メタル歌手のように。男らしさのすべてを無理に捨て去る必要はなく女だって手にしても良いのだ。

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