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その時殺しの手が動く引き寄せた災、必

Shincho45

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101239156
ISBN 10 : 4101239150
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「まさか、自分が被害者になろうとは」女は、男は、そして子は、何故に殺められたのか。その「手」は次に、誰の背後に下りるのか…。焼殺、絞殺、刺殺に射殺。刹那見る血塗られた結末は、定められた運命なのか。それとも「私」が呼んだのか。今し方までの笑みがぷつりと途絶えた時、市井の人が奈落に落ちる―。誰をも襲う惨劇、現代の狂気を描くノンフィクション集。好評シリーズ第三弾。

目次 : 第1部 業火はすべての愛憎を覆い尽くす(焔の中で夫と暮らした女の「その十年」―日野「不倫放火」殺人事件/ 「普通の二十四歳」カップルは心中したのか―塩尻「人気AV女優」怪死事件/ 無抵抗の女に火を放った「三十男」の興味―三島「女子大生」焼殺事件)/ 第2部 その縁が奈落へと手引きする(当局をも巻き込んだ「隣人」の不気味な息遣い―宇都宮「散弾銃」主婦射殺事件/ 田園広がる風景を疾走した「青き性」―大分「十五歳少年」一家殺傷事件/ 「くそババァ」と罵られ馬乗りになった老婆の涙―札幌「歯科医」嫁惨殺事件)/ 第3部 欲情を煽る女は自らの身を焼く(「赤いバスケットの女」、化粧の下の貌―稚内「冷凍庫」夫絞殺事件/ 母を想うピンサロ嬢は「虐待日記」を綴った―さいたま「実娘拷問」殺害事件/ 姉を電動ノコギリで刻んだ妹が「選んだ女」―青梅「姉妹」バラバラ殺人事件)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ykmmr (^_^)

    事件史好きの、自称『チョイヤバス』な私。うさぎさんの解説の通り、私だったら…。とも考えてしまった。『八日目の蝉』も読んでいるのもあり、日野不○放火事件は知っている。塩尻AV事件にも言えるが、女性の『犯行』や『思い込み』の理由って、あちこち飛んで、理解しにくいよね。関係ない(罪のない)人を被害者にするしさ。大分の事件も有名だから、知っている。でも、報道の量ややり方に差があるから、私たちの認知度も差が出るよね。青梅の事件はどうして、あまり報道されないんだろう?と丁度、思っていた。皆さん、知っていますか?

  • GAKU

    「新潮45」のノンフィクションシリーズ第3弾。今回も「日野OL不倫放火殺人事件」、「三島女子大生焼殺事件」、「青梅姉妹バラバラ殺人」等九つの事件が取り上げられています。前作同様このような犯罪って、ホントにチョットしたキッカケで起こり得るのだなと感じた。決して読後感が良いシリーズではないのですが、通勤電車の中とか、ちょっとした空き時間とか手軽に読めるので、ついつい手に取ってしまいます。

  • nonpono

    殺人事件が起こる。気になるのは自分と同世代が起こす事件。40代半ばの無職が両親を殺害、逆もしかり。子供の将来を悲観し高齢の親による殺人。そんな令和の時代。本書は中瀬ゆかりが編集長だった時代の「新潮45」の事件のルポタージュ。冒頭から、日野不倫放火殺人事件。渦中の3人の欲望や嫉妬が沸点を超えた末の業火が罪のない子供に降りかかる。やるせない。中村うさぎの解説「私は、この女たちを知っている」から始まり、自分の中の「女」を重ねている。わたしの中の「女」は「暴発」はしてきたが「爆破」しないともいえない怖さを感じた。

  • チアモン

    9つの本当に起きた事件を取り扱っている内容だった。うーん。なぜ殺人事件に発展してしまうのかと思える事件もあった。自分は加害者にも被害者にもなりたくない。虐待の話を読むのは本当に辛かった。

  • ころりんぱ

    実際にあった事件のルポ。小説の題材になるような残虐な出来事が浮き彫りにされている。ボタンの掛け違いと言うよりは、出会った者たちの化学反応のような気もする。解説で中村うさぎさんが、これらの事件の犯人や関係者の中に自分を見るようだと言っているが、そういう気もするし、いいや私は違う!と強く否定したくもある。誰でも殺人を犯す危険があるなんて思わないけれど、誰でも被害者になる可能性はあるんだなって思う。さいたまの幼児虐待事件、我が子への折檻を日々綴る母の育児日記には閉口した。

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