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正訳源氏物語 本文対照 第7冊

Shikibu Murasaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585295778
ISBN 10 : 4585295771
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

柏木との不義の子薫を出産し、源氏の制止を振り切って出家する女三の宮。夕霧に秘密を打ち明け、落葉の宮のことを託して世を去る柏木。その後夕霧は落葉の宮を迎えるが、妻雲居の雁の嫉妬が激しい。紫の上はかねてから出家を望むも、源氏はそれを許さず、ついにその生涯を閉じる。そして、深い悲しみのうちに源氏は、出家を望みつつ物語から退場する。本文に忠実な語り言葉の最上の現代語訳誕生!

目次 : 柏木/ 横笛/ 鈴虫/ 夕霧/ 御法/ 幻/ (雲隠)/ 付録 『源氏物語』をより深く知るために―『源氏物語』の擬作の巻々

【著者紹介】
中野幸一 : 早稲田大学名誉教授。文学博士。専攻は平安文学。2011年瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gorgeanalogue

    「幻」で紫の上の死はことのほか美しく描かれる。一周忌に手紙を焼く場面は哀切である。源氏「かきつめて見るもかひなし藻塩草同じ雲居の煙とをなれ」。その一方で、物語が終末に近づくと「若菜」の猫とか、「夕霧」での夕霧の落葉の宮への尋常ならざる執着とか、雲居の雁との手紙をめぐるいさかいとか、何だかどたばたとしたエピソードが配される。このコントラストこそが作者が物語に与えようとした残酷でアイロニカルなユーモアの発露であるようにも読める。フッサール停滞。

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