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黒猫とショコラトリーの名探偵 角川文庫

Shiina Takasato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041154144
ISBN 10 : 4041154146
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ショコラトリーの二階に事務所を構える私立探偵、志貴恵大(しきけいた)。
憧れて探偵になったものの依頼は迷い猫探しばかり。そんな時、事務所の大家から瀬橋大学情報科学科の知人に会うよう頼まれる。
研究室に向かうと、そこには金色の瞳の艶やかな黒猫と大学教授らしき男、新家明(にいのみあきら)がいた。
恵大が探偵だと知った明は迷い猫の話を聞き、おもむろに自分が作成した生成AIを起動。そして、一連の迷い猫は、偶然ではなく事件であると言い出して――?

古典ミステリファン必読! 探偵好きに読んで欲しい新ミステリ登場!

【著者紹介】
高里椎奈 : 茨城県出身。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 雪紫

    ショコラトリーの上に事務所を構える名探偵志望の探偵。自由な猫に天才、そしてーーAI。ひとの心がわからないAIの解決だからこそ、事件へと追い込まれる犯人の心情、色とりどりのショコラと黒猫6の自由さが対極的過ぎる。謎より心は甘くない。「惰眠、号泣、暴食、散在、陰口、皮肉。相手を傷付ける事で癒える痛みもある」。そのトリックの理由も合わせて、そこへの向き合い方や幕間が好みだった。相変らず心を突く。

  • ☆Ruy

    初作家さんの。見た目と振る舞いに紳士のそれを求めるひよっこ迷探偵。AIを開発する天才大学生。今作は序盤的かな?シリーズ化すればどんどん盛り上がると思う。ショコラトリーの大家の雅乃さんが素敵。 探偵の仕事も依頼とかではなく、行き当たりばったり巻き込まれた感じで、これで報酬はどうやって貰ってるのだろう?と不思議に思う。猫探しの仕事は多いみたいだけど。天才大学生の新家明が探偵志貴恵大との関わりでどれくらい感受性が膨らむかが気になる。黒猫の6(ろく)ちゃんが愛らしい。

  • 何となく読了(^^;好きな作家さんなのですが、ちとハマらずでした。続編ありそうですが、どうするかな。

  • 陸抗

    ショコラトリーで居候する探偵と、大学でAIの研究をする学生、黒猫のトリオのバティもの。天才にやっかむ探偵の恵大だけど、君も十分天才よ。

  • 小梅さん。

    名探偵に憧れて形から入っちゃう恵大。 変わり者の天才科学者明。明の飼う黒猫のロク。 明の一人称「あたし」には最後まで馴染めなかったけど、お話は面白かった。ま、恵大のキャラがちょっと痛いところもあったんだけど。 恵大が下宿するショコラトリーのオーナー雅乃さんが素敵で憧れる。八千草薫さんのイメージ。いいなぁ、ああいうふうに年齢を重ねたい。 生成AIには、今のところ人情の機微とかは計算に入れられないとしても、膨大なデータを活用するには役に立つところもありそう。今後、彼らがぞのゾーイをどう活用していくのか楽しみ。

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